あらすじ
とにかく、体の疲れが取れない……。
人に気をつかいすぎて疲れてしまう。
その疲れの原因は脳にあるかもしれません。
本書では、脳の疲れを解消する方法を、実際の事例を交えつつ解説。難しい理論ではなく、楽しく読める内容で、脳をリセットし悩みを解決する方法を提案します。脳を休ませることで、新しい自分に出会い、より充実した日々を歩むための道しるべとなる一冊です。
〈こんな方にオススメ〉
・何となく疲れているけど、原因がわからない
・集中力や記憶力に自信がない
・ストレスや悩みが解消できずに苦しんでいる
・自分の本当の力を発揮できていないと感じている
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分は脳内で架空の登場人物を作り、脳内で対話をするという行為をほとんど常にしています。何かを考えないってことは、ないと思っていたし、他の人もそうだと思っていました。でも、多くの人はそうではないし、脳内で誰かと会話をすることはないと聞いて驚きました。
たしかにここ数年は常に頭の中に何かが溜まっていてモヤがかかっている感覚がありました。この本を読んで、自分の脳内を客観的に見ることができ、脳の疲れに気づくことができました。
自分の脳の仕組みを受け入れ、この本に書いてあったリラックス法を試しながら付き合っていこうと思います。
Posted by ブクログ
## わかったこと
- 脳がつかれる⇒スイッチが入ったまま切り替えられない⇒前帯状皮質が活発、嫌なことを繰り返し考えてしまう⇒動画などを見続けて忘れようとする⇒切り替えられない。
- ボーっとする:後帯状皮質が活発。デフォルトモードネットワーク。脳がエネルギーをめちゃくちゃ消費する。大事なのは白昼夢のスイッチに気付くこと。客観視することで、前頭前野の機能が戻ってくる。
- 偏桃体が活発になり、デフォルトモードネットワークに入ると、人の気持ちが手に取るようにわかる錯覚をする。ただ、それは実際には自分が勝手に想像しているだけ、相手は自分の分身。そういう状態になったら、一度止まって休むこと。
- 許容すること。「ねばならない」思考をやめる。縛りを外す。
## 感想
脳が疲れるメカニズムを整理できた。自分の生活の中での悪い習慣、例えばyoutubeやXを見続けてしまう、仕事で時に感情的になってしまうなどは、脳が疲れていることも要因しているのかもしれない。大事なのは、①自分や他人を許容すること、「こうあらねばならない」という思考、縛りをなくす、②悪い想像や白昼夢を見るときは、脳が疲れているかもしれないと客観視し、休むこと。
Posted by ブクログ
脳の炎症、というパワーワード。
頭がカッカ、グルグルしているときの心地悪さ、たしかに炎症と思えばしっくり腑に落ちる。
人の気持ちが手に取るようにわかる
=脳の炎症が生んだ白昼夢
これは覚えておきたい。気遣いしすぎるのは繊細とか真面目とか以前に、脳が休まっていないサインかも。
Posted by ブクログ
最近疲れていると感じることが多く読んでみた。全5章の編成だが、そのうち前4章は「こういった悩みも脳の疲れですよ」と判例集。脳の癒し方だけ興味ある方は5章だけ読めばいいので、本を読む時間がない方もぜひ読んでみて欲しい。
脳の癒し方は7点ほど提示されており、どれもお金もかけず生活に取り組めるものばかりなのでおすすめ。
Posted by ブクログ
「不快感や不安を感じる」
「この人の為に何かしてあげないといけない」
「相手の気持ちが手に取るように分かる」
「仕事で疲れて運動ができない」
これらは全て脳が疲れている
(脳が炎症を起こしている、
それを鎮めようとしている)証拠だそう。
不快感や不安の止め方、対策の基本は
「脳が疲れているだな」
「脳が炎症起こしているんだな」と自覚すること。
頭の中でずっと仕事のことを考えていて、
仕事のことだけではなく
家族のこと、勉強のこと等
いつも色々なことをたくさん考えていて、
勝手に不安になって、
寝る前は頭の中で考え事をして、
その不安が更に不安を呼んで、
寝付きは悪いことが当たり前だと思っていた。
不安なことを感じていても仕方ない。
問題は起こってから対策を考えよう。
そんな気楽さも大切なのかもしれない。