あらすじ
歴代王の波乱の人生からユニークな衣装や髪型のルール、特権階級・両班の日常まで、韓流時代劇を観る際に誰もが疑問に思う朝鮮王朝の制度やしきたりをわかりやすく解説。この一冊で韓流時代劇が100倍楽しめる。※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
韓流ドラマファンをターゲットにした、李氏朝鮮王朝の解説本。王族、宮廷、儒教、庶民等々のテーマに分けてわかりやすく解説されています。ご丁寧に、巻末にはどのドラマがどの王の時代のものかの対照表付き。
韓国の歴史ドラマを見ると、ガチガチの儒教社会で宮廷内はドロドロの権力闘争…、というパターンが多いですが、実際にそんなものだったらしい。その権力闘争の背景も結構詳しく書いてあるので、韓国歴史ドラマを見る機会があるならかなりお薦めの本でしょう。
Posted by ブクログ
李氏朝鮮時代の歴史や、朝廷を中心とした衣食住に関わるおもしろいトピックを拾って作った本。
ちょっとずつつまみ食いするような感覚だろうか。
チマとチョゴリのどっちが上衣だかわからない私には、初めて知ることも多かった。
王は政務と学問で忙しく、平均睡眠時間は三、四時間だとか。
そのためか短命な王が多かったとか。
でも一通り読んでみると、これだけではよく分からない、という気持ちにもなってくる。
通史とか、服飾史とか、もう少し詳しいものを読みたくなってくる。
新しい読書に向かわせる本なのかも。