あらすじ
つい「やりすぎてしまう」人へ――物、消費、情報、食事、仕事……いまより半分、減らしてみる。1/2を心がけてみる。医師で禅僧の著者が指南する、より少なく、より豊かに暮らすための「シンプル生活術」序章 1/2を心がけよう。 ◎「ほどほど」で、人生を好転させる1章 「物」を半分、減らす。 ◎「考えない片づけ」――これがコツ2章 「食事」を半分、減らす。 ◎「いつのまにか」量が半減する食事術3章 「消費」を半分、減らす。 ◎「衝動買い」をなくす一番いい方法4章 「情報」を半分、減らす。 ◎「スマホの使い方」をあらためよう5章 「仕事」を半分、減らす。 ◎「いつものやり方」を変えるヒント
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Posted by ブクログ
精神科医と禅僧と言うダブルワークならではの観点から、半分減らすものを提案している。
目からウロコのものもあり、少しでもいいから実践につなげたい。
Posted by ブクログ
半分だと気楽に取り組める気がする。特に、物と食事と情報。参考になる考え方だった。
・「地位財」とは、所得、財産、社会的地位、物的財など、「周囲と比較することで満足を得られる財」のことです。これは、手に入れても「幸福感が長続きしない」とされています。
一方、「非地位財」は、他者との比較によってではなく、自らが主体となって幸福を感じることのできる財を意味します。健康、自由、愛情、良好な人間関係や環境などが含まれ、こちらは「幸福感が長続きする」とされています。
つまりこの「非地位財」こそが幸福の泉源”として、私たちの人生に花を添えてくれるもの。
・非地位財は心に充足感とともに豊かさをもたらし、地位財は"富に対する執着”となって、心に不足感と貧しさをもたらす可能性がある。
Posted by ブクログ
片付けや掃除がどうしてもうまくいかない。何故だろうという気持ちが大きい。そうこうしている間にものに溢れた生活になってしまう。
片付かないのは日々の生活で掃除がうまくできない、継続してできないなどと考えたこともあった。一時は断捨離などのやり方も試したこともあったが、結局ものが溜まるのは何故か。
正直、行き詰った。このところ「やる」か「やらない」か、「0」か「1」みたいな考えに凝り固まっている自覚はあったので「捨てる」「捨てない」みたいになっていた。そもそも捨てるぐらいものが溜まる生活を送っているからこういう結果になっていることに気づく。つまり、何かしら買っているという事実がある。
そんな時、この本が目についた。
タイトルのとおり半分、減らす。という仏教の教えにある中道の精神を基本として「物、消費、情報、食事、仕事」の五分野ごとに如何に過多な時代に身の丈にあった生き方ができるかやさしく寄り添う文章でつづられている。
入口でも半分、減らし、出口でも半分減らすよう捨てていく。それぐらいの軽い精神で自らを振り返りつつというエッセンスがやさしい。
このエッセンスを自分の生活にどう当てはめるか、まずは食べることから始めてみようと思った。そんな感じで実践したくなる内容だった。
Posted by ブクログ
荷物が多いので、
帰宅したら「持っていったけど、結局は使わずに持って帰ってきたもの」を確認して、メモ→次回は持っていかないように。
から実践して身軽になりたい。
⭐️学んだこと
•地位財:所得、財産、社会的地位、物的、罪など周囲と比較することで満足を得られる財。手に入れても幸福感が長続きしないとされている。
•非地位財:健康、自由、愛情良好な人間関係や環境など。他者との比較によってではなく、自らが主体となって幸福を感じることのできる財。幸福の泉源。
•実は危険な捨てる快感
•プラスチックはサーマルリサイクル(プラスチックを燃やして発電に利用している)が多い。本来の日本のプラスチックリサイクル率は25%(2021年)
⭐️TO DO
•中道の精神で生きていく(仏教や善の世界では、物事を人間的に考えることから離れるのが重要とされている)
•人間の注意資源は、有限→目の前の仕事や作業に集中したいなら、近くには溢れかえっているものを極力減らす。
•片付けは、よく目に映る場所にあるものから減らす。
•ディスクの上や棚に雑然と積み上げられているものの種類は、大きさや高さを揃えて置き直す。
•捨てる前に、まず3つに分ける
①使う頻度が、最も高い1軍選手
②使う頻度は高くはないが、とっておきたい。2軍選手
③ここ3年以上使っていない3軍選手
→クローゼットやタンスの中を①②③でエリア分けする。なおしこむと存在忘れてしまう。
•画面の色も制御する
→22時〜6時はグレースケールに設定した。
•アプリを片付ける
→あまり使用しないものは消した。
•スマホで瞑想
•どんな仕事も面白がる→自分なりの意義を見つける。
Posted by ブクログ
減らすことで生活の豊かさを感じられる
モノを多く持つことが豊かさではないこと
元々、昔ながらよ日本人は質素に暮らしていました
それでも、賢い文明を築いていたんですよね
お坊さんでもある著者から、生活のあり方を教えてもらえる本です