【感想・ネタバレ】危ない私立大学 残る私立大学のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年11月09日

消える大学 生き残る大学の続編か?
今回は国公立は除いて私立だけをターゲットに.
タイトルが刺激的な割に,特に危ない方への切り込みが中途半端なところが少し残念.
しかし,改革に熱心な大学の取組事例等は詳細によく取材されており参考になる.
私の母校が「国際化」ということで高く評価されていたので...続きを読む個人的には満足.(実態がどうかは知らないが)
でも,結局ランキングを見ると現時点での規模がモノを言って,小さいところから順番に潰れていくということしかないのかもという気もしてくる.だとすれば,小手先であがいても無駄ということだが.

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Posted by ブクログ 2013年01月13日

本書の「主要私立大学サバイバル度ランキング」で,福岡大学は全国9位にランクされています.まあ,確かに学生数,蔵書数,校舎面積等,どれをとっても九州エリアではトップクラスですし,財務体質もよいようですから,生き残る確率は極めて高いだろうと思います.あとは,どこまで教育・研究の質の高さを求められるか,と...続きを読むいったところでしょうか?

ところで,この著者の大学に対する分析力が気にならなかった訳ではありません.ユニークな試みをすればよい,というものでもないような気がします.著者の分析の観点はそれだけではないかも知れませんが,本当によい教育,よい研究というのは,一見地味に見える事柄の中にこそ潜んでいるのではと考えています.これは,簡単に第三者が知ることは難しいかも知れません.

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Posted by ブクログ 2013年01月03日

私立大学に焦点を絞った一冊。
さまざまな私立大学の改革や特色などを紹介しているので面白い。

現役の高校教諭(進路指導教諭)へのアンケート結果なども掲載されているので、
大学がどのように見られているかということを知るヒントになるかも。

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Posted by ブクログ 2019年01月04日

"明治→三年連続志願者トップ。同日に共通試験問題で複数学部受験可能(全学部統一試験)・地方会場設置。リバティータワーによる都心イメージ。各種広告多く広報力には定評。

GP(Good Practice)などの外部資金獲得にも強化。国が大学間にも競争が必要として、大学が申請した取り組みを審査...続きを読むして採択されれば資金を拠出するといった仕掛け。GPはその一つ。
競争的資金を使って教育研究活動を充実できるだけでなく、GP獲得は公的に認めれた大学の教育力として広報の大きなポイントとなる。

立教→職員から全学共通カリキュラムについて新科目を提案・コーディネートし、教員に依頼する。国公私立共に例はあまりない。教職員協働。

"

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Posted by ブクログ 2012年06月17日

偏差値だけでない大学を選ぶときの指標を示している本でした。在籍者数の多い総合大学の紹介にとどまらず、地方大学が学びの一環として地域活動を取り入れ、地元での就職率を上げていることなど、興味深く読みました。

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Posted by ブクログ 2012年06月09日

高1の息子に参考用に購入。確かに危ない大学も多いのだろう。地方の大学などにはなかなか涙ぐましい努力のあるようだが、やはり気になるのは、(良い悪いは別にしても)学問的充実度よりも、キャリアデザインが描けるかどうかなのだろう。確かに企業としても即戦力があるに越したことはないのかもしれないが、もっと長い目...続きを読むで見れば、広い視野と教養の高さのほうが大事なように感じるのだか。

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Posted by ブクログ 2012年06月07日

6月5日、文部科学省から「大学改革実行プラン」が出された。これまでのように将来の大学のあるべき姿を示すぼんやりしたものではなく、いついつまでにどうこうするという改革行程が示されたものとして画期的なものであろう。しかし、中身を読むとかなり問題を含む内容でもある。

たとえば、私学助成の改善充実を図ると...続きを読むうたわれた部分では、教学上の問題があるとされた私学に対して組織廃止命令を出したり、経営改善の見込みがないと判断された私学に大して解散命令を出したりするとしている点がある。つまり、国が教学上問題あると判断すれば、私学を解散させることができるということになるわけだから、国の意に染まない私学を恣意的につぶすこともできるようになりかねない。

本書では私学の改革努力について、多くの大学を取材して紹介している。やや表面的な紹介にとどまっている部分もあるように思われるし、はたしてそれがどのような成果を生み出すことになるかの見通しについての分析は必ずしも十分とは言えない。

しかし、多くの私学がさまざまな工夫をしつつ、社会に貢献しようと努力しているのであって、その多様性は十分に尊重されるべきであろう。

文部科学省が示す改革の方向性そのものはご説ごもっともな部分も多いが、相矛盾する内容を含むものも散見される。方向性に沿わない大学の改革努力を上からつぶすようなことにならなければ、良いのだが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年05月23日

≪目次≫
序章   私立大学が100校以上消える
第1章  これが大学を見るポイントだ!
第2章  東京ビッグ6の飽くなき膨張戦略
第3章  地盤変動が進行する関西の私立大学
第4章  校風を生かしたミッションスクールが上昇
第5章  地方の元気印大学、危ない大学
第6章  高校の先生が評価する私立...続きを読む大学はここだ!

≪内容≫
学研の受験雑誌編集者による大学分析書。ただ、山内太地や石渡亮司の本を読んでいると、ここに載っている情報は、大変陳腐に見える。彼らの方が、大学や学生の中に食い込んでいる分、リアリティが高く、こちらの本は、世間一般的に入試情報に疎い人が読んで、驚く感じかもしれない。予想通り、危ない大学は、具体的に一校も紹介されていない。欲しい情報はそっちだと思うが…  

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Posted by ブクログ 2012年05月23日

つぶれるんじゃないかと思われている大学、かなりあるんだが、その大学名はいっさいでてこない。生き残るだろうという大学は、早稲田や立命館、明治などしっかり名前が挙げられているがねこれは目新しくはない。
ただ、危ない大学と言われる大学の特徴が、30項目くらい挙げられているけど、これはなかなか着眼点は正しい...続きを読むなと思う。これを考えると、危ないと思われている大学のすぐ上のランクの50-60大学あたりも危険度は低くないということになるんじゃないだろうか。

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