あらすじ
虚しく息苦しい仕事が増えるなか、結果を出し続ける働き方とは?
クソどうでもいい仕事が降ってくる、意味不明のプロジェクトに巻き込まれる、いまいち成果が実感できない……。
私たちの現状は、働く意欲を失わせることばかり。しかし、「静かな退職」は絶対に避けなければいけない。ますます不幸になるばかりだ。
重要なのは、近年の「反労働」を生み出す要因を正確に知り、それを覆す方法を正しく知ること。そのヒントは、いつも結果を出し続ける人を見ればいい。
人事・人材に関するコンサルティングに従事する著者が、30年以上、およそ3000人のハイパフォーマーを研究し続けた結果、その働き方に多くの共通点を発見した。
・失敗を回避せず、むしろ歓迎する
・身近な人を助ける
・活動を多様化させ、職人のように働く……
仕事に人生を奪われず、楽しみながら成果を上げるために必読の書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
職人的働き方 が重要
① 自由裁量
② 強みの発揮
③ 成果の認識(自己/他者双方)
上記3つは、先にハイパフォーマーになることで実現される。
Posted by ブクログ
仕事が嫌いになっているわけではないが、閉塞感が出てきたため、この本を手に取ってみました。
ハイパフォーマーとなるにはどうすべきかという問いに、自分の仕事を客観視できるようにすることが書かれている。
これにより、仕事の本質は何かを冷静に見つめなおすことができるということなのだろう。
具体的には、仕事以外のかかわり(趣味や社会貢献、副業など)を持つことが書かれていた。
Posted by ブクログ
今の会社が4社目
色々な仕事をしてきて、今の自分が「静かな退職」の状態であることを認識。
反面、ハイパフォーマーになれる要素のカケラも見つけられた一冊。
何故サラリーマンに戻ろうと思ったのか。
この先どうしていきたいか。
自立したプロリーマンになるために動き方を変えようと思えた。
Posted by ブクログ
著者は、長年、ハイパフォーマーの研究をされている方のようです。「静かな退職」や「やりがい搾取」、意味のない業務など、働く意欲を奪う構造的要因を分析し、それを乗り越えるための行動指針が示されています。
●ハイパフォーマーの3条件(成功とウェルビーイング)
①自由裁量(Autonomy)→自分で仕事の進め方や優先順位を決められる
②強みの発揮(Strength)→得意分野を活かして成果を出す
③成果の認識(Recognition)→周囲から正当に評価される
⇒仕事に奪われるのではなく、仕事を活かす生き方が可能に。
●実践のヒント
・成果を出すことを起点に、自律性を確保
・自分の強みを明確し、それを活かせる環境を選択
・評価を受けやすい形で成果を可視化
・オンとオフの境界を意識的に設け、生活全体をバランス化