あらすじ
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Posted by ブクログ
以下著書によるあとがき(引用)がこの本のすべてを語っていると思う。
この感覚を共有できるか否かが、理解の分かれ目になるのではないか。
“ 中学生の頃、誰に見せるわけでもなく、自宅のワープロに「好きな音楽ベスト100」リストを作って、頻繁に順位を変動させては現状の並びの妥当性について真剣に検討したりしていました。もの凄く無益な行為ですが、何しろ当時の自分にとって最大の趣味だったので、一切妥協せずに己の思考と向かい合い続け、ひたすら変な情念をリストに注ぎこんでいた気がします。恥ずかしい。
ただ、インタ^ネット独特の魅力を作っているのも、そういう個人が純粋培養した情念ではないかと思っています。効率性や合理性を考えたら過剰だったり余計だったりするような、妙なこだわりこそが醍醐味なのではないかと。いろいろな人のいろいろな情念が転がっていて、そのなかで娯楽性や公益性など(あとは運)が抜きんでたものが人気サイトや人気コンテンツとなり、 ・・・”