【感想・ネタバレ】胃の病気とピロリ菌 胃がんを防ぐためにのレビュー

あらすじ

1982年、オーストラリアの医師二人が発見した「ピロリ菌」。
30年近く経った今、胃の病気に関する常識は根底から変わった。
胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、さらには胃がんに至るまで、もはやピロリ菌抜きでは説明できない。
ピロリ菌感染の診断および除菌方法から、胃の病気の最新治療法、さらには胃がんを撲滅する道筋まで、第一人者が明解に解説する。東アジアの強毒性ピロリ菌に悩まされている日本人、必読の書!

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Posted by ブクログ

バリウム検査の普及・内視鏡の発達・H2blocker&PPIの登場・ピロリ菌の発見といった技術ばかりか根本的な病気治療の概念の変革を第一線の現場で次々と経験してきた臨床医による一冊。小史としても面白く読めます。日本を世界で唯一がん予防の可能な国として胃がん対策基本法を提言している巻末の一章が力強い。

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2010年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ピロリ菌って、名前がかわいらしいだけに、
その怖さが充分に伝わっていないような気がします。
この本では、ピロリ菌発見の歴史から、現代の医学界の対応、
除菌治療の現実まで、ピロリ菌についての情報が
わかりやすい順に整理されて、きちんと説明されています。

文章は固めで、ピロリ菌検査あたりでは医学用語も満載ですが、
さすが現場の医師らしく、ピシリピシリと切れよく解説があります。
こういう方にも取材してみたい。
ピロリ菌除菌の原稿を書くにあたり、一番参考になりました。

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2011年02月15日

Posted by ブクログ

ところどころ、説明なく専門用語が出てくるため、一般にはやや難解かもしれない。ピロリ菌の除菌療法により胃がんを撲滅したいという勢いを感じる。病棟回診でも同じこと話していたな、と思いだした。

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2010年12月26日

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