あらすじ
NHK「テレビで中国語」で大人気の段文凝が、日本への想いを綴る。自分自身の生い立ち、日本に来た動機から、コミュニケーション術、仕事の進め方まで。日本で感じた恐怖、人のぬくもり、すごい仕事の進め方、困ったサービス……。中国の若者の本音、一人っ子世代の強さと弱さ、経済成長と問題点……。日本と中国の素顔を、曇りのない、まっすぐな目で見たままに書いています。また、仕事観も披露。言葉が違ってもコミュニケーションはとれる。仕事もきちんとやれる。その流儀を紹介。自分に厳しく課しているのは、「嘘をつかない」「相手を否定しない」、そして「自分を信じる」こと。新しい日中の架け橋となる一冊です。
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Posted by ブクログ
先週、反日運動のニュースに疲れて買った本です。
NHK「テレビで中国語」で出演されていらっしゃる天津出身の中国人の方が書いた本。率直に中国と日本の違いを語っておられます。
彼女が日本に来るいきさつになったお話ですとか、日本に来てこの国をどう思ったかなどなど。
取り立てて別にどうこういう内容でもないですが、パンダをのフィードが流れてきても嫌な気持ちが2、3日続いていましたが、そんな中で読めとてもホッとできた本です。
大学院の研究テーマが「「微波」から見た中国インターネット政策の傾向」だそうですから研究の成果に期待したいものです。
今こそ彼女の願いが叶えられる時が来ているのだろうと思います。