あらすじ
部下やチームのパフォーマンス、子どもたちの運動や学力を向上させたいと思ったら、なによりポジティブな思考法を植えつけることが大切。自分で考えて出した答えには、情熱を傾けて、最大限の努力をするもの。日本のプロ野球のみならず、日本人初のメジャーリーグのコーチとして活躍した著者が、コーチングの最新の知見を踏まえ、やる気を高めて潜在力を最大限に引き出すメソッドを公開する。スポーツで、仕事で、家庭で、役立つ一冊。
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Posted by ブクログ
マスコミにもよく取り上げられていた方なので、どんなことを考えているのか知りたかった人の一人。
本にも書かれているように、日本のコーチは「俺のいうことを聞け」タイプが多いのだと思う。その理由の一つは、選択させるだけのノウハウがないこともあるだろうけど、高圧的な姿勢を示していないと、さらにその上の上司(監督など)に「頼りないやつ」と思われてしまうからっていうこともあるんような気がする。結局コーチ全体が、コーチングのノウハウを習得していないと、レベルの向上は図られないんだろうな。
「大切な人たちが目指す目標を安全、確実に達成させるための行為を、現代では「コーチング」と呼んでいます。(33頁)