あらすじ
北アルプスに夏の間だけ開設される診療所がある。40年前、「山で亡くなる人を見たくない」とその開設に奔走した山荘の男と、その思いに応えようと山に入った医師の物語をはじめ、過酷な環境の中で「医療とは」「命とは」という問いを突きつけられて悩み、成長してゆく人々の姿を描く。TBS日曜劇場「サマーレスキュー ~天空の診療所~」7月スタート! ドラマにはない診療所誕生秘話を含む書下ろし!
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Posted by ブクログ
三代にわたって描かれる山のドラマ。
どうしようもない頼りない若い医者が変わっていく様が
格好良くて、そして泣けた。
最後の話はあまりに哀しくてちょっと読むのが辛かった。
ドラマのフィクションということだけど、そういう設定、イヤだな。
向井理だと、格好良いなぁ~で終わっちゃいそうなので、
ドラマは見ないことにした。
Posted by ブクログ
翌月に結婚を控えた青年の死。
ーここに、医者がいてくれたら…
その思いから東京に向かい、山の診療所開設に奔走する小山。
全く成果のないまま稜ケ岳山荘に戻る途中での一人の医師との出会い、それがはじまりだった。
脚本をもとに書き下ろしたオリジナルストーリー。
どのように診療所が開設されたのか、各世代の医師たちがどのように診療所を継続してきたのか。
ドラマでは描かれなかったストーリーを知れて良かったです。
ドラマ化に寄せての臼杵さんの言葉にありましたが、こうして知ることが「医師不足、看護師不足の現場に医療従事者を呼び戻す原動力」に結びつくといいですね。