【感想・ネタバレ】馬鹿みたいな話! 昭和36年のミステリのレビュー

あらすじ

昭和36年のテレビ草創期、中央放送協会(CHK)でプロデューサーとなった大杉日出夫の計らいで、ミュージカル仕立て、生放送のミステリドラマの脚本を手がけることになった風早勝利。四苦八苦しながら脚本を完成させ、ようやく迎えた本番。アクシデントを乗り切り、さあフィナーレという最中に主演女優が刺殺体となって発見された。現場は衆人環視下の放送中のスタジオ。駆け出しミステリ作家・風早と那珂一兵が、テレビ局内の殺人事件の謎解きに挑む。『深夜の博覧会』『たかが殺人じゃないか』に続く、“昭和ミステリ”シリーズ完結篇。/解説=小山正

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この3部作は、作者自身の体験を残しておく試みのようだ。だから、建物や状況は当時のまま。とくに本作は実在の俳優や歌手がたくさん出てくる。
前2作がかなりトリッキーだったのに比べると、殺人そのものにトリックはない。テレビ放送の現場の雰囲気を描くことが中心になっている。

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2025年06月07日

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