【感想・ネタバレ】罪な回想のレビュー

愁堂れな / 陸裕千景子

田宮吾郎が警視庁のエリート警視・高梨良平と付き合うきっかけとなった親友・里見の事件から半年以上経つ。田宮のことを「ヨメさん」と惚気る高梨を暖かく受け入れる部下たちに戸惑いながらも差し入れを持っていく田宮。ある日、高梨は同僚の「新宿のサメ」こと納に田宮を紹介する。高梨の「理想の嫁」が男と知り驚く納だったが……！？

[ブクログ · ★★★★★]

ゴロちゃんと良平の第８弾です。
タイトル作品もいいですが、一緒に収録されている
「罪な郷愁」もとってもいいです。

まずは、「～回想」の方ですが、
ゴロちゃんの差し入れシーンがほのぼのとしてすごく良かったし、
納刑事と最初に会う朝ごはんのシーンも
ゴロちゃんの「よき嫁」ぶりがすごくほほえましかったです（＾＾）

「～郷愁」の方は、第1弾で登場した大阪の刑事さんも出てきて
ちょっと懐かしかったです。
それに、良平が嫉妬なんかもしちゃって・・・

この先もこの２人には仲睦まじく過ごしてほしいなぁ～
と思える内容でした(#^.^#)

[ブクログ · ★★★★☆]

【あらすじ：田宮吾郎が警視庁のエリート警視・高梨良平と付き合うきっかけとなった親友・里見の事件から半年以上経つ。田宮のことを「ヨメさん」と惚気る高梨を暖かく受け入れる部下たちに戸惑いながらも差し入れを持っていく田宮。ある日、高梨は同僚の「新宿サメ」こと納に田宮を紹介する。高梨の「理想の嫁」が男と知り驚く納だったが…。他、『罪な郷愁』（『宿命』に登場する大阪の小池刑事が東京へ来る話）など。『罪』シリーズ第8弾】

(2009/11/19再読)