あらすじ
山間部の村で5人の人間が消えた。彼らは半日後に無事発見されたが、失踪時の記憶が揃って失われていた。それから32年後、当事者の一人、慎吾は死んだはずの妻の声が聞こえるようになり、幼馴染みの康夫と剛にも特殊な能力が発現する。人智を超えた知恵と技術、思念で人を操る力。これを与えるのは神か悪魔か。空白の過去に隠された戦慄の秘密が明かされてゆく……。圧倒的リーダビリティの第18回日本ホラー小説大賞最終候補作。
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Posted by ブクログ
なかなか読みごたえある作品。眉唾の内容になりやすいUFOものだけれど恋愛感情に絡めて引き締まった内容になってます。黒井さんは作品これだけみたいですが次の作品も読みたくなる。
Posted by ブクログ
タイトルを見て即購入。
「死別した恋人にもう一度別れを告げた」または「記憶喪失の恋人に別れを告げた」のような内容を想像していたんですが、読んでみると、私のストライクゾーンを豪快にぶち抜く、全身ゾクゾクのSF作品
著者の黒井卓司氏は、この「さよならが君を二度殺す」が唯一の著書
故に、氏のすべてが詰まってると思えてなりません。私の大切なお気に入りです。
タイトルが素敵
オススメしたい一冊
Posted by ブクログ
序盤こそよい雰囲気だったのだが、ホラーを期待していたので途中から物語に取り残されてしまったためこの評価とした。ただ、筆力は素晴らしく1ページ1ページをめくるのが止められず結局夜更かしして読み切ってしまうくらい没頭できた。
Posted by ブクログ
他の感想書いてる方のとほぼ一緒かなあ。
貴志さんが推してるって帯で見たから買ったけれども半分くらいからSFかよ、って感じです。
ホラーにするならそれを最後に全部ひっくり返してくれると思ったんですがそのままだし…。
文章と伏線の回収具合は凄いと思ったので3つですが、物語自体は人に薦められるものではなかったです。