あらすじ
島全体が『王立魔法学院』という魔法の技術や歴史を学ぶ学校になっているイーシャ島。ラトナ・バインガニーは厳しい採用試験を潜り抜け、教師として、かつて青春を過ごした学院に戻ってきた。在学中からの夢を叶えたラトナをかつての恩師たちは暖かく迎え入れてくれたが、ひっそりと立つ長身の男性の姿を見つけた途端、ラトナの胸がどくりと鳴った。サフェード・カル・アーダルシュ。公爵家の次期当主にして勉学の先輩でもあり恋人でもあった男。いまだ別れを引き摺るほどに恋焦がれた初恋の人がそこにいた。別れてから七年。やっと夢を叶え、最近ようやく新しい恋をしてみたいと思えるようにもなったのに、ここで再び心を乱されたくはない。──それなら。
「す、すみません! 私、実は二年前に事故にあって、なぜか高等部の時の記憶がないんです!」
飛び出したのは、サフェードどころか高等部時代をすべて覚えていないと言い張るとんでもない嘘で……!?
感情タグBEST3
うーむ。
作家さん買いです。
うーむ、おかしい。
もっとおもしろい作家さんだったと思うんだけども…。
今回は平民のヒロインが公爵家嫡男と恋に落ちるけど身分差を気にしてるとこをライバルにつつかれて別れてしまうけど7年後に再会するお話。
なんて言うか、ヒロインの思い込みが激しいし、ヒーローも盲目が過ぎる感が否めません。
切ないシーンも多くて共感できるところも多いのだけど、概ね残念な印象が否めず。
うーむ。私にはあまり魅力が伝わりませんでした。