あらすじ
業界で最も影響力のある書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」編集長にして、17,000冊を読んできた日本随一のビジネス書の目利きが語りつくす。
この先10年サバイブするために、いかに選び、読み、活用するか?
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本書で紹介されているビジネス書の一部をご紹介
『道をひらく』(松下幸之助)
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)
『佐藤可士和の超整理術』(佐藤可士和)
『憂鬱でなければ、仕事じゃない』(藤田晋+見城徹)
『清貧と復興 土光敏夫 100の言葉』(出町譲)
『これからの「正義」の話をしよう』(マイケル・サンデル)
『スティーブ・ジョブズ』(ウォルター・アイザックソン)
『2022――これから10年、活躍できる人の条件』(神田昌典)
『会社四季報 業界地図』(東洋経済新報社編)
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(岩崎夏海)
『ビジネスモデル・ジェネレーション』(アレックス・オスターワルダー、イヴ・ピニュール)
『稲盛和夫の実学』(稲盛和夫)
『アイデア・バイブル』(マイケル・マハルコ)
『ザ・コピーライティング』(ジョン・ケープルズ)
『影響力の武器』(ロバート・B・チャルディーニ)
『人を動かす』(デール・カーネギー)
『聞く力』(阿川佐和子)
『「本田宗一郎に一番叱られた男」の本田語録』(岩倉信弥)
『学問のすゝめ』(福沢諭吉)
『海の都の物語』(塩野七生)
『ビジョナリーカンパニー』(ジェームズ・C・コリンズ)
『人生と財産 私の財産告白』(本多静六)
『自分の中に毒を持て』(岡本太郎)
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先行き不透明の時代に、コモディティから抜け出して、この先10年を生き抜くためには、何を選び、どう読めばいいのか。古今東西のあらゆるビジネス書を読みこなし、書評メルマガ「ビジネスブックマラソン」や出版プロデューサーとして知られる著者が初めて明らかにする、「時代を読むための、ビジネス書の読み方」。
テーマ別“鉄板”本、旬の本の紹介から、掘り出し物の見つけ方、“人生の定番”本まで。著者のエッセンスがあふれんばかりに詰まった、大充実の1冊。
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Posted by ブクログ
ビジネスブックマラソンの編集長が著書のこの本。
前半は売れ筋のビジネス書から求められているニーズを分析し
その時代の背景までを解説してあり、よくありげなビジネス書紹介本とは視点が違い面白かった。
後半はテーマ別のオススメ書籍の紹介なんだけど、
これも良く進められている本とは違う隠れ名著的なのが多く、
知らない本もたくさんあった。
似たような本を読んでいても読む必要のある
ビジネス書好きには必読の一冊。
Posted by ブクログ
あのビジネスメルマガ「ビジネスブックマラソン」で有名な書評家が出したのが今回の本だ。この本は、2012年5月に出たものだが、いろいろな切り口でビジネス書を料理している。
著者曰く「ビジネス書は食品のようなもの」と述べている。時代のニーズにマッチしているかどうかがビジネス書としての重要な役割なのだからさもありなん。今回の本は4章からなる。
第1章「時代の振り子」はこうして揺れ動いてきた
第2章ビジネス書のトレンドから「時代の潮目」を読む
第3章テーマ別トレンドと「今が旬」のお薦め本紹介
第4章コモディティから抜け出すためのビジネス書の選び方・読み方
とはいっても、著者が書いているように、ビジネス書に限定せずに、歴史書、哲学書、サイエンス書についても取り上げているので幅の広さを感じさせる。
このほかにもビジネス書のニッチな読み方、著者が「著者買い」する11人が紹介されており、読み応えのある本となっている。