あらすじ
「あなたは癌です」と告知される時代になった。
診断や治療方法の進歩で、かつて恐れられた癌もはるかに治りやすくなった。
しかし、技術が進めば進むほど、最先端の機器に囲まれた患者は、医療者のあたたかさを求めている。
癌治療の最前線で、医学教育の現場で、いま何が必要なのだろう。真のクオリティー・オブ・ライフとは何だろう。
医療する側と受ける側へのきめこまかな聞き書きから、21世紀の医療を問う。
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
医師の父、医師の夫をもつ著者からみた、がん患者と治療にあたる医師のルポルタージュ。まだ、がん告知が一般的でなかった頃の少し古めのエピソードもありますが、今も変わらない患者たちの苦悩や真摯に「医」に向き合う医師たちの思いが描かれています。