【感想・ネタバレ】宇宙を編む ~はやぶさに憧れた高校生、宇宙ライターになる~のレビュー

あらすじ

大地を駆ける宇宙ライターの日常。

野良宇宙ライターの道は険しい。
宇宙開発を取材して原稿を書くには、工学やサイエンスのほか、政治、国際関係、安全保障、歴史、法律、ビジネスなどの知識が求められ、まるで総合格闘技みたいだ。どれだけ勉強しても知らない専門用語や略語が湧いてくるし、赤字の取材旅行に取材の門前払いも日常茶飯事。出版や報道関係者と名刺交換をすれば「宇宙の記事だけで食べていくなんて絶対無理だ」といまだに叱られることもある。それでも、大好きな宇宙を身近に感じられたり、誰かの生活を支えていたりする瞬間に立ち会えるとうれしい。だからこの仕事を辞められない。

本書ではアメリカのケネディ宇宙センターや鹿児島の種子島宇宙センターをはじめとする取材先でのほっこりエピソード、誰かに話したくなる豆知識、取材先での失敗談、思わず泣いてしまったこと、本当にあった怖い話などを、宇宙開発と宇宙ビジネスの現状について綴った。笑いながら読んでいただきつつ、宇宙への興味を持ったり、自分らしい働き方を探ったりすることに役立ててもらえたらうれしい。

宇宙を書く仕事の舞台裏へようこそ。

※この作品にはカラーが含まれます。
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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『深海ロボット、南極へ行く』を読んだときにも思ったが、やはり人間は深く興味があることにはとてつもないエネルギーを発揮できるんだなと感じた。
英語、ロシア語、宇宙法、、著者の学びの原動力は宇宙への興味だからすごい。
エッセイだけど、なんとなく知っていたり知らなかったりするニュースの詳しいところも知れて、学びも多い一冊だった。
文系サイドからの宇宙の話ははじめて読んだが、やはり一般の人に伝える仕事の方が書かれているため、とても読みやすかった。
著者のWeb記事も読んでみたくなった。

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2025年04月11日

Posted by ブクログ

宇宙を題材に楽しめるエッセイ。スーパーカミオカンデとか、あ、そういえばこれも宇宙か!みたいなものがいろいろあって楽しい。ウクライナ編もウクライナ留学していた著者ならではで勉強になる。

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2025年02月19日

Posted by ブクログ

宇宙が好きな女の子が、宇宙を追いかける一人前の記者になるまでの成長譚。出会う人たちがみんなやさしくて温かい。小説みたいだったけど、実話だった。

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2025年02月18日

Posted by ブクログ

筆者は若くて元気で宇宙の星のようにキラキラしてる。
閉塞感いっぱいで煮詰まってきている地球を飛び出して
つぎの時代は宇宙ですよね。

日本にしか出来ない宇宙への貢献もあるとか
この本のお陰で
宇宙への関心が高まりました。

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2025年07月15日

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