【感想・ネタバレ】ペソアと歩くリスボンのレビュー

あらすじ

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アントニオ・タブッキの紹介で世界的に注目を浴びるポルトガル最大の詩人ペソア。そのペソアが1925年に書いたリスボン観光案内の原稿が発見された。その内容は詳細をきわめている。当時と現在の写真を入れて編集した魅力的な案内書。

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Posted by ブクログ

高校の図書室にひっそりと置かれていた本。この本を読んで、ポルトガルに興味を持ち、大学生になってから早速リスボンへ行った。かなり昔に書かれた本にも関わらず、複雑な地形、街並み、建物、市電の車窓は、ペソアの記載通りで驚いた。100年も前に書かれた本だが、いつの時代でも絶えることのないリスボンの魅力を、深みのある文章で紹介しているガイドブック。読み進めていくと、ペソアと共にリスボンの街角へ吸い込まれて行く気分になる。また、100年前のガイドブックでも楽しく旅行できる街って、めったに無い。リスボンという街の底力もさることながら、100年間愛されるガイドブックを仕上げた著者のスゴさにも気づかされる。

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2021年09月22日

Posted by ブクログ

ポルトガルに発つ前に一度、リスボンのホテルで一度、帰国の機中で一度、計3度、それぞれに楽しめる本。広場や通り、建物についての説明が詳しくて良い。この本の案内経路をそのまま地図に落として歩くのも面白い。

「まずは信頼のおけるポーターに旅の荷物を預けるといい。この町にしばらく滞在する予定ならば、滞在先のホテルまで旅行鞄を運んでおいてくれるだろう。それがすんだら、車に乗って中心街へ出発だ。」

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2012年05月27日

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