あらすじ
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不思議な民間信仰はまだまだ日本に生きている──その信念のもと、各地に生存する、生活や習俗と密着したこわくてかわいらしい願いや信心を探し歩き、民俗学や怪談研究を活かした著者独自の視点で紹介。「旅行や散歩を冒険に変える」手助けをする本です。【日常】【祭】【疫病】【死】【物語】をテーマに、神や自然、この場にいない人、あるいは未来など、見えざる対象に「〇〇しますように」と願う人間の「行為」を楽しみながら観察し、軽妙な文章で読者を不思議な旅へ誘う。
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Posted by ブクログ
日本各地の願い事の現場や奇祭を採集し、また、コロナ禍の日本に登場したアマビエについての考察を交えたりして(あとがきによれば、コロナ禍以前の2019年から制作していたもので、アマビエは当初は全く意図していなかったもののよう)、現代の民間信仰を概観する一冊。どうやら、信仰対象というものは霊験とか由来とかいったものの信憑性は定かでなくても「メディア」とか「コミュニケーションツール」として成り立っているものらしい。
してみると、我が地元・松山の梅津寺駅ホームのハンカチも「民間信仰」だろうか? などと考えてみる。ただ、以前の一時期の、ちょっと異様な光景だった頃と違って、「ロケ地」の案内看板が設置された今では、由来がやけにはっきりし過ぎている嫌いはあるが…。