あらすじ
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不思議な民間信仰はまだまだ日本に生きている──その信念のもと、各地に生存する、生活や習俗と密着したこわくてかわいらしい願いや信心を探し歩き、民俗学や怪談研究を活かした著者独自の視点で紹介。「旅行や散歩を冒険に変える」手助けをする本です。【日常】【祭】【疫病】【死】【物語】をテーマに、神や自然、この場にいない人、あるいは未来など、見えざる対象に「〇〇しますように」と願う人間の「行為」を楽しみながら観察し、軽妙な文章で読者を不思議な旅へ誘う。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ふわっと民俗学に触れるには丁度良い本。
肩肘張らずに読める。スイスイ読める。
入門書ではきっとないけど、ここから入ってみることだって出来る、正門横、ちょっと低くなってる垣根みたい。
堅実な知識に裏打ちされた内容が、読みやすい文章の奥にちらちら見え隠れしている。
参考文献を思わずポチる。
近所の寺社、やってた祭の謂れなんかを無性に調べたくなる本。インドア派をアウトドア派にメタモルフォーゼさせる力を秘めている。
Posted by ブクログ
神社仏閣の由緒ある信仰とはまた別の民間信仰を採録し考察。分かりやすい例を踏まえたユーモア溢れる語り口が特徴。民俗学に馴染みがある人も無い人も関心を持って読める文章だなと感じます。第二章「オレたちもこの祭がわからない」の奇祭が特に面白かった。おすすめ本です。
Posted by ブクログ
日本各地の願い事の現場や奇祭を採集し、また、コロナ禍の日本に登場したアマビエについての考察を交えたりして(あとがきによれば、コロナ禍以前の2019年から制作していたもので、アマビエは当初は全く意図していなかったもののよう)、現代の民間信仰を概観する一冊。どうやら、信仰対象というものは霊験とか由来とかいったものの信憑性は定かでなくても「メディア」とか「コミュニケーションツール」として成り立っているものらしい。
してみると、我が地元・松山の梅津寺駅ホームのハンカチも「民間信仰」だろうか? などと考えてみる。ただ、以前の一時期の、ちょっと異様な光景だった頃と違って、「ロケ地」の案内看板が設置された今では、由来がやけにはっきりし過ぎている嫌いはあるが…。
Posted by ブクログ
この間まで縁切り地蔵の隣に住んでたのに一回も近寄れなかったことを後悔。夜這いの民俗学を読んだ後だったので、(あ〜)みたいな瞬間があった。にしても、洛中はすごいな〜。インバウンドで全然行きたいと思わなかったのに行きたくなった。