あらすじ
「理想の未来」への冒険は100社落ちから始まった――。ベストセラー『適職の地図』の著者が明かす「自分らしさ」の最高の活かし方。 ・就活の「自己分析」で早くもつまずいて、先が見えない…… ・この仕事向いてないかも。だけど、辞めるかどうか決められない ・転職するにしても、次にどんな仕事を選んだら失敗しないんだろう……? ・知らない世界に飛び込むのが怖くて、今の延長線の人生しか考えられない ・「雇われ」以外の働き方に興味はあるけど、実際どうなのかなぁ これらはすべてわたしがぶち当たってきた壁でした。でも、大丈夫! これらの思いが解決への第一歩となっていくのです。本文では、「理想の未来」の描き方や、「強み」の見つけ方、「自己分析」の習慣化、さらには「自分に合った仕事」の作り方まで、詳しくお伝えしてきます。読後、これまでの「自分の見え方」がちょっぴり変わり、“理想の未来を叶える仕事”、「適職」への展望が拓けます!
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Posted by ブクログ
好きなことや才能を身につけて自分らしい活躍をしたいとは誰もが思うことでしょうが、それを果たすためにはどのような思考が必要なのかを教えてくれる1冊です。
やはり、こうしたものは簡単には見つからないものではありますが、少しずつでも行動できるようにしていきたいですね!
Posted by ブクログ
こういう転職系の本って毎回みんなメンタル疾患になってない?そういう決まりなのかそういう人しかいないのか
【「理想の未来」の見つけ方】
いろんな角度から自分に「理想の未来」を問いかけてみることです。同じ様な質問を角度を変えて何度も問いかけてみるのがポイント。人や状況によってどちらかに偏る場合があるが、似たような共通項が見えてきたら、それは優先度の高い理想の未来である。
欲しいものの場合
・これからどんなものが欲しいか
・どんな暮らしやライフスタイルを手に入れたいか
・過去に良かった思い出で、また体験したいことはなにか
なりたい姿の場合
・これから自分はどんな人になりたいか
・過去に充実していたとき、どんな自分だったか
・どんな人が好きで、尊敬できるか
【強みは「育てるもの」という視点】
「強みを育てよう」と考えると、「自分」に集中できます。
「自分の強み→やっていて苦痛じゃないこと)
はこれで、今頑張って育ててるんだ」と思えていたら、まずは育てることに集中でき、その間「他人と比べてダメだな」と落ち込む暇がありません。
○強みとは「自分の目的のために使えるすべての特徴」だからまず「目的(理想の未来)」を決め、それに向かうのに使える「特徴」を探すことが、正しい「強み」の見つけ方
例)まだ25歳と若かったがゆえのありあまる「体力」/独身の昼夜問わず仕事に注げる「時間」/食費をケチって確保し、社内営業に投資した「お金」
・社内のメンバーという「人脈」
あなたなら、今ある自分の特徴を、理想の未来のためにどう使いますか?
○モチベーションが下がるのは「足りないもの」しか見ていないとき。逆に一気に高まるのは、「持っているもの」を活かしてすぐに小さな成果につなげたとき。
例)新卒に「提案の質を求める客」を担当させると落ち込むが、人情型の客を担当させると合う。
【他人の強みを見て落ち込む理由】
人の強みと自分の弱みを並べて比べているから。正しい比べ方をするべき。
例)行動力が強みの人が地頭のいい同期に嫉妬する
自分と他人の正しい比べ方は、人生を「自分の理想の未来をめざして楽しむゲーム」だと捉える。自分が前に進むことだけに集中すればいいと思える。必要な時は誰かとの経卒に勝ちたい時。
強みの発動条件
自分が働いていて「ストレスが少ないときと大きいとき」の環境を書き出して比べてみるとわかりやすいあなたの特徴が「強みとして活きる環境」はどんな条件ですか?
○自己分析の2つの種類
価値観→理想の未来に直結(出会い、感情、幸せ)
強み→理想の未来へのルート(経験したこと、できるようになったこと、
多くの場合、「実際の行動」がそのときの自分の価値観であり、「頭で思っている価値観」は優先順位が下がっている可能性が高い。
例)仕事を頑張りたいが毎日憂鬱、結婚したいのに人と会うのが面倒、自己研鑽したいが浪費して終わる
仕事を頑張りたいよりも職場に行きたくないという価値観のほうが上回っている状態
先ほどの例でいうなら「仕事を頑張りたい」よりも、実は「この職場に行きたくない」という価値観のほうが上回っている状態、という感じ。
あくまで「今はこう思っている状態」と理解する
【辛い現実を変えるため、「理想の未来」を決め直す】嫌われる勇気
人はみんな「目的」に向かって生きている。
意識的・無意識的にかかわらず、人は「自分にとってメリットがある未来」だと感じるものを、「目的(=理想の未来)」に設定するのだと。
だから「現実」を見れば「自分が持っている本当の目的」がわかるのだそうです。
【その現実を選んでいるメリットは何?】
「うまくいかない男実は自分が選んでる」ってことはうまくいく未来を選べるように、今から目的を決め直せばいい。
「一般的にこれが強みかどうか」よりも、「自分が持っている特徴を、目的に向かってどう使うか」を考えることが重要。
採用面接では、その特徴を使って会社の利益アップにつなげるイメージを面接官に持たせる。
そのためにも求人の1日の流れをイメージできるくらいに仕事内容の理解をしておくことが大事。