あらすじ
お金にも会社にも住む場所にも縛られない。そんなノマド・ライフが、特別な才能がなくても可能になった。でもそのためには、20代での準備が必要だ。会社をどう選ぶか? 何を勉強するか? 自分の強みをどうつくるか? これまでの成功体験が通用しなくなった時代の、新しい働き方の教科書。『本田式サバイバル・キャリア術』を改題。
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Posted by ブクログ
日本型雇用の崩壊について、わかりやすく、やや刺激的に書いている。危機感を持たせる文章としては良いと思う。
170ページからのキャリア・サーフィンの話は人生に重要かつ、キャリアデザインを頑張ってしまう人が陥る危機にも関わってくる部分。引用されている金井壽宏さんの本も読みたいと思う。
最終章の自由に生きるためのトレーニングは、今日からやりたい。まずは3つの禁句。嫌なことを避けず、メンタル・タフネスも鍛えたい。先送りにしない、ポジティブ・アクション、間違いを気にせず行動すること。
最後は意外とあっさりとしていましたが、本田さんは年に400冊も本を読み、いろんな地域を訪れているとのこと。忙しさを言い訳にしない。見習いたいと思います。
Posted by ブクログ
ハワイと東京のデュアルライフ ― 著者が実践しているライフスタイルだ。私が最初に興味を持ったのも、彼のこの生き方である。1年の半分をハワイで過ごし、好きなサーフィンをして過ごす。ワインを愛し、トライアスロンで鍛錬を極め、自身の会社を経営し、自身の体と頭一つで生きる。初めて著者を知ったのは、Facebookのフィードを購読した時だった。タイムラインに毎日流れてくる美しいハワイの写真や、所属するトライアスロンチームの記事を読むたびに、目標にしたい生き方だなと感じている自分がいた。
本書は、そんな著者が不確定な現代と未来を生きていくために必要な思考をまとめたもの。
これからの時代、大企業のサラリーマンとしてキャリアを重ねても、生涯賃金は減るばかり、しかも、リストラやM&Aによって、いつ会社から見捨てられるかもわからないし、会社自体が、いつ市場から見捨てられるかもわからない。うまく定年まで働いても、定年後の人生を支える収入が確保されるのかも定かではない。
そんな中、必要なのは「個人で」サバイバルしていく力を身に着けることだ。そのためのキャリアステップを、①会社で修業②会社で身に着けたスキルを自分の(会社に依存しない)スキルに昇華③スキルの引き出しを増やし、マルチインカムを目指す、と解説している。
結論としては、20代は自己投資の時期。お金を払ってでも学びたいことを学ぶ。
それがなんなのかを考えるのが難しかったりするんだけどな笑。