あらすじ
◤ 一触即発!◢
◉米ソ冷戦下、ひとつの情報から米ソ両国が臨戦態勢に入る。核戦争の脅威が現実味を帯びるなか、ケネディとフルシチョフは……。
◉人類史上最大の危機に陥った13日間を追った、スパイ小説よりもスリリングな圧巻のノンフィクション。
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1960年代初め、米ソ冷戦下、両国の核爆弾の製造と宇宙開発競争が激化していた。
各国の諜報員が情報戦を繰り広げるなかソヴィエトがキューバにミサイルを配備するとの一報が。
対抗策としてアメリカはミサイル基地を空爆するのか、海上封鎖でキューバまでの進路を塞ぐのか、それとも……。
米ソ両国の緊張が頂点に達し、核戦争の脅威が現実味を帯びるなか、ケネディとフルシチョフは決断を迫られていた。
両首脳はいかに回避の道を選ぶのか!?
《今も世界は核戦争の脅威にさらされている。そんな現代人にとって必読の書》
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【目次】
プロローグ──新聞配達の少年
PART1 二枚の空洞コイン
冷戦の戦士
空洞コイン#1
ザ・スーパー
長いゲーム
最悪のスパイ
亀と竜
早期警戒レーダー
秘密の世界
あんたらを葬ってやる
人間か、怪物か?
空洞コイン#2
ツークツヴァンク
すこぶる元気だ
ステージの上
青二才
PART2 ハリネズミ作戦
原点
始球式
カウントダウン
アメリカの上空
ピッグス湾事件
頭のないスパイ
キャンドルに火を灯してくれ
ウィーン
始めるのは今
ベルリンの壁
人類史上最大
東からの脱出
決断
PART3 睨み合い
深刻な問題
特別兵器
たやすい偵察飛行[ミルクラン]
闘牛士
窮地に立たされる
敵の手番
キューバミサイル危機
時間が許せば
瞬き
戦争というロープの結び目
最終提案
最初の発砲
モスクワ時間
勝負再開
エピローグ──自分で結果を選び取ろう
訳者あとがき
参考文献
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
原題は『FALLOUT(放射性降下物)』だそうです
( ´Д`)=3
なんでこういうお馬鹿な邦題を付けるかな〜
ちょっともう恥ずかしいよ
そして自分もまんまと騙されて悔しいです大佐!(誰?)
はい、「キューバ危機」を描いたノンフィクションであります
もちろんスパイの暗躍も絡めて紐解いてはいるんですが、基本的には冷戦下の二つの超大国の指導者ケネディとフルシチョフの決断についての描写がメインです
「核戦争に最も近づいた日」と副題にありますが、それはイコール人類滅亡に最も近づいた日でもあるわけですね
恐っ
で今回あらためてこういう本が出版されたということは(詳しくは分かりませんが)何かしら新しいことが判明したんですかね?
そこでふと思ったのがね
やっぱりさ、きちんと記録を残しておくことの大切さよね
秘密ってのはあってもいいと思うのよ
どこまで認めるかってところで議論の余地はあるにしてもね
何年か後にきちんと公開して検証されるという条件のもとね
それが大事なことだと思うわけ
だからやっぱり公文書の改ざんや偽造、廃棄っていうのは非常に罪深いと思うんよ
歴史を歪めてるわけだからね
まだまだやってそうなんだよな〜