【感想・ネタバレ】イスラエルの自滅~剣によって立つ者、必ず剣によって倒される~のレビュー

あらすじ

2023年10月からはじまったハマスとイスラエルの「ガザ戦争」は、無辜の民間人に多大な犠牲を出し続けているにもかかわらず、終わりは見えず、さらにはイスラエルは周辺国や周辺勢力とも戦線を拡大している。イスラエルが戦争を続ける根源と目的、またナショナリズムの先鋭化などを詳細に解説し、危機的な展望を示す。イスラエルとパレスチナ問題の核心に迫り、国や勢力が絡み合う中東情勢を見通す一冊。

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Posted by ブクログ

時間がないのにメモをとりながら読むことをやめられない。本書もそんな良書だった。
国際法を徹底して無視し、ガザへの攻撃をやめず、西岸地区で暴力的な入植活動を広げるイスラエルの基本的な考え方と、それを進めるネタニヤフ自身と政権の右派閣僚たちの経歴や素顔がわかった。
ということは、彼らは本気でパレスチナを消し去るまでやめないということだ。
そんなイスラエルも自滅の危機にあるという作者の分析が納得できる。

気がかりの大きなひとつは我が日本はどう思っているのかということだ。

2024年スペイン、ノルウェー、アイルランド、スロベニアがパレスチナ国家を承認し、国連加盟193カ国のうち147カ国が承認したことになる。しかし日本政府は「ニ国家解決」を支持するとしつつもパレスチナ国家を承認していない。米国に追従するだけではグローバルサウスの信頼や敬意を得られない。ましてや日本はイスラエルの兵器産業や情報産業と手を結び、戦争国家への道を進めている。
こんなダブルスタンダードがパレスチナ問題を長引かせ、多くのいのちを奪っているのは間違いない。正義の側ではなくその逆の立場をとっているとしか思えないのだ。日本人としては、これを素通りさせられない。

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2026年09月28日

Posted by ブクログ

無辜の民間人に多大な犠牲者を出し続けながら継続されるガザ戦争。
ユダヤ人のナショナリズムであるシオニズム思想によって成立した人工国家のイスラエルは、まさに世界大戦時のファシズムとなんら変わらなく見える。極右勢力が実効支配する国は民主主義と言えるのだろうか。
剣によって立つ者、必ず剣によって倒されるのである。

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2025年04月02日

Posted by ブクログ

国際的孤立し、国内的にも疲弊しつつあるイスラエルという観点でこれまでの経緯と現状、未来への展望をまとめてある。

頭の整理にはなったものの、おそらくイスラエルが自滅することは当面ないだろうな〜と悲観的な自分に気づく。

そんなに長くは持たないだろうという話は、北朝鮮、ロシア、中国について、ずっと聴いてきたなと思うので。今日の世界におけるレジスタンスの困難性について改めて考えてみたいと思った。

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2025年02月06日

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