あらすじ
日航123便墜落から40年。墜落事件の被害者は日本人だけではなかった。英国人遺族の証言が示すJALや行政の知られざる真実。まったく新しい視点から事件の真相究明に肉薄した衝撃作。
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Posted by ブクログ
森永卓郎さんの書いてはいけないの後読みました。
政府というものは本当に恐ろしい。国の都合の悪いことは平気で握りつぶし、国民の命は簡単に切り捨てる。最近、日本の売国奴達にウンザリしてましたが、昔から体質は変わっておらず、徐々に悪化していたのですね。日本人は、もう選挙に無関心、平和ボケしてる場合ではないですね
Posted by ブクログ
真実を公表してほしいけど、この本の単行本が出てからもう数年経過しているんだよね。
この事件が特に話題になったような記憶もなく、このまま蓋がされたままなのかな、と失望する。
国民の無関心は為政者にとって大きな力になるのだな。
Posted by ブクログ
書いてはいけない、の後に読んだ。大臣や乗客、目撃者などいろんな人間の視点で書かれていて理路整然としているのが良い。隠された真実の解明を求めます。
Posted by ブクログ
青山透子『日航123便 墜落の波紋 そして法廷へ』河出文庫。
日航123便墜落から40年が経過し、知られざる英国人遺族の証言などから真相究明を試みたノンフィクション。
先に読んだ『日航123便 墜落の真実』『日航123便墜落 疑惑のはじまり』『日航123便墜落 遺物は真相を語る』のような衝撃は無く、日本航空への不平ばかりが目に着く。
著者は全く知られていなかった英国人遺族の存在を知る。日航123便墜落で犠牲となった日本人男性とパートナー関係にあり、2人の娘を授かった英国人女性が居たのだ。著者は彼女に会い、証言をもらうために英国へ向かう。さらに英国の大学で講演を行ない、この墜落への疑惑の理解者を作る。
また、日本航空に対してボイスレコーダーなどの情報公開を求める訴訟を起こすが、棄却される。さらには相模湾で発見された墜落機の残骸も回収されることはなく、日本航空も政府も日航墜落事故を既に決着したものとして風化させようとする意図を感じると言うのだ。
日航123便墜落についての疑惑とは……
1985年8月12日、日航123便が自衛隊の発射したオレンジ色の訓練用ターゲットミサイルにより尾翼を破損し、横田基地への緊急着陸を試みようとするが、何故か着陸を拒否される。不時着場所を求め、迷走する日航123便に2機のファントムがまるで誘導するかのように張り付き、日航123便は午後7時56分頃に御巣鷹山の尾根に墜落する。これには2機のファントムが日航123便を撃墜したという説もある。
日航123便の墜落直後、付近に居た米軍機がその場所を特定し、救助活動を行なおうとするが、日本政府が何故か待ったを掛ける。日航123便の墜落現場が不明のまま、警察や自衛隊が捜索を行うが、自衛隊機が墜落現場を発見したのは翌8月13日の午前4時半だった。
自衛隊機が墜落現場を発見する前に、地上からいち早く墜落現場に到着した新聞記者の証言によると墜落現場に自衛隊の一団が姿を見せ、過失の事実を隠蔽するために工作活動を行なっていたとされている。
その証拠に墜落現場から航空機の燃料の組成ではないベンゼンと硫黄が発見されている。この成分は火炎放射器などの兵器に由来すると言うのだ。また、遺体は2度焼きされたかのように骨まで炭化していたのだ。つまり、自衛隊は自らの過失を隠蔽するために機体を生存者もろとも火炎放射器で焼き尽くしたと言うのだ。
俄には信じられない疑惑ではあるが、日本の現職総理大臣ばかりか自民党が丸ごとカルト団体である旧統一教会と蜜月関係にあったという信じられない事実を見れば、この疑惑も事実ではないかと考えてしまう。
本体価格900円
★★★