【感想・ネタバレ】社長も投票で決める会社をやってみた。のレビュー

あらすじ

働く時間、場所、休みは自分で決める
上司も部下もなし、全員の給与は公開

第三回ホワイト企業大賞受賞

幸せな組織を作りたいだけなのにどうしてこんなに苦しいんだ?

上司や部下をなくして給料も公開してみたら幸せな組織に近づいた。

会社に関わるひとたちすべてが幸せになる新経営スタイル「ホラクラシー経営」とは?
「ホラクラシー」とは、従来の階層型(ヒエラルキー)に代わる新しい組織形態を表す言葉。
一般的には、組織内に上下関係がなく、透明性を重視し、メンバーの主体性に基づいて役割と権限を柔軟に調整しながら自律的に動いていく点が特徴。アメリカではアマゾン傘下の優良企業であるザッポスが導入したことで注目を浴びる。従来の階層型(ヒエラルキー)に代わる新しい組織形態を表す言葉。

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Posted by ブクログ

『社長も投票で決める会社をやってみた。』
武井浩三著

会社は生物。
1.変化に適応するための運営。
2.①栄養or②出力
3.自然の摂理を働かす。

①情報透明化
→経営に役立つ範囲すべて
→役立たないならば止める
②役割流動化
→意思ある人が機会を取得
③場マネジメント

読みやすいです。

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2019年10月05日

Posted by ブクログ

今後はホラクラシー経営な方向に進む組織が増えるのかな?という期待もあり、著者自身が実践されている経営方法について興味があり、この書籍を手に取りました。

字も大きく(笑)読みやすい文章でサクッと読めました。

第2章 ホラクラシー型の組織に挑戦したい人へ
コンテクストのかたよりをなくす

のところで紹介されていた「コミュニケーションが活性化している印象がある」3つについてメモを残します。
1. チャットツールや社内SNSを活用する
2. 雑談しやすいオフィス環境を作る
3. ブレインストーミングを多用する

読むだけだと、「割と普通だな」と感じるかもしれませんが、これを徹底してやっていることがポイントなのかもしれませんね。

あと
ホラクラシーを理解するためのおすすめ書籍
も参考になりました。(これからいくつか読んでみたいです)
ブライアン・ロバートソンの『ホラクラシー』は参考図書に挙げないとのこと。ただし、運営メソッドを知るには読んでおいたほうがいいのでしょうね。(私は読むつもりー)

著者たちがいろいろ試してやめてきたこと、これは実践知として仮想的な体験を読み手に与えるのでケーススタディとして意味があると思います。

最後に、新しく入ったメンバー向けに「サバイバルジャーニーガイド」を参考で載せて頂いておりホラクラシー経営のクレドとしてとても参考になりそうです。

「お金のために仕事をしない」この意味は、徹底して無駄をなくすと自然界におけるダーウィンの法則(進化したものが生き残る)に従うといったイメージで、「お金のために仕事をする」と無駄が発生する(査定や評価など)ということなのかなと理解しました。

そういう意味では、ティール組織へ向かっているのかなと感じさせてもらった書籍でした。

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2018年08月23日

Posted by ブクログ

階層なし、全員の給与を公開、働く時間・場所・休みは自由…という会社(ダイヤモンドメディア社)の本。あまり深い・細かいことは書かれていないし、文章は相当雑なのだが、ササッと読めてホラクラシー的経営の考え方・指針についての理解を深められる。

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2019年01月03日

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