あらすじ
幼馴染でアルファのクラウスと、すったもんだの末結ばれたオメガのエルフィー。甘く愛される夫夫生活を送っていたものの、どこか満たされない思いがあった。それは、自分の双子の弟、ニコラのこと。ニコラが幸せになっていなければ、自分も幸せになってはいけないのではないか。そう思っていたエルフィーのもとに一通の手紙がやってくる。それは望んでいたニコラからのものだった。そして時同じくして、シャオレンという遠い国から訪れた王子、オウジュンがエルフィーに興味を示す。かつてクラウスとエルフィーを結び付けたヒバリは、そのシャオレンで創り出されたものだったのだ。高い能力を見出され、エルフィーはシャオレン国に行くことになるが、なんとその護衛としてクラウスもやってくると決めて!? 兄弟の絆、夫夫の愛が手繰り寄せる物語の結末は―― ※電子版は単行本をもとに編集しています
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匿名
ニコラやフェリクスのその後が見られた事、クラウスとエルフィーの間に子が出来た事は良かったんですよ。
ただ、ストーリーが突拍子もなくて、自分、途中で置き去りにされました(泣)
魔法はどこまで有りなのか。
落ち着いたら、もう一度じっくり読んでみたいと思います。
ハピエンまでの道中が辛すぎ
新刊の発売予告があったので前巻を読み返し、なかなか面白かったな...と期待していた続刊でした。
が。
オウジュンがほんっとーにクソ野郎でして。もう読んでいて胸糞悪いなんてもんじゃなくて。
オメガバースの苦手なところを凝縮したようなエピソードの連続に途中で読むのやめようかと思ったほど。
折角買ったんだし...と気を取り直して何とか読了。
ニコラとの関係が良くなったこと、ニコラにもフェリクスにも愛する人ができたことなど良かった部分ももちろんありますし、最後には幸せな未来を予感させるエピソードもありますが、そこまでの道中が重たいなんてものではなくて...。
いやぁ、しんどかった!
波乱万丈もドキドキハラハラも決して嫌いではないですが、もう少しマイルドな方が好みでした。