あらすじ
刀術の道場を営む家に生まれた朱鈴苺は、幼いころから剣の鍛錬に励んできた。ある日、「徳妃・林蘭玉の専属武官として仕えよ」と勅命が下る。しかも、なぜか男装して宦官として振舞わなければならないという。疑問に思っていた鈴苺だったが、幼馴染の皇帝・劉銀から、近ごろ後宮を騒がせている女官行方不明事件の真相を追うために力を貸してくれと頼まれる。密命を受けた鈴苺は、林徳妃をはじめとした四夫人と交流を深める裏で、事件の真相を探りはじめるが――
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Posted by ブクログ
中華ファンタジーは初めて読んだが面白かった!
登場人物たちが皆それぞれに魅力的で、後宮ならではの関係性が尊い。
最後まで無自覚系人たらし、誰にも靡かない純粋な主人公が個人的に好みだった。
欲を言えば主人公目線はあまり入らないほうが好みだが、ストーリーは章ごとにまとまりがあって読みやすかった。
あらすじ:幼い頃から刀術を習い倭刀を振るうのが生きがいになっていた主人公の朱鈴苺は、皇帝からの勅命を受けて後宮へ武官として仕えることになった。しかも、何故か男装しなければならず……。
女官が行方不明になる事件を追ってたどり着いた真実と、鈴苺の決断とは……!?
感想:女装した主人公が男女共に周囲の人間を魅了していくのが新鮮だった。
過去に読んだ男装モノは主人公が異性に囲まれる展開だったため、本作は女性目線から見た主人公も描かれていた点が面白く感じた。
鈴苺が武術に秀でていることをきちんと物語の中で活かしており、鈴苺でなければ真犯人にたどり着けなかったしハッピーエンドにもできなかったと思う。鈴苺が後半で大活躍するので読後感が良かった。
ラストの鈴苺の決断と行動に感動する。