あらすじ
雑用係として勇者パーティーに参加していた道具師のフェルト。周囲からありふれた生産職と揶揄される彼は、実は勇者をしのぐ実力を持つ規格外の道具師で…!?
「最も警戒すべき相手を、我々は見誤っていたのかもしれん……」
魔王討伐を果たしたその後。しがらみに囚われたくないフェルトは自身の功績のすべてを仲間に譲り、念願だった自由気ままな旅に出る。道中で再会した、もふもふな白犬のピケをお伴にして――。
前世からのやり込み好きな気質で極めた道具作りのスキルと、激レア素材を次々見つける豪運体質(?)で無自覚に活躍してしまうフェルト。作った傷薬が「聖なる秘薬」と話題になったり、街を襲う魔物をあっさり討伐したり…。正体を隠しているつもりが、行く先々でたちまち注目の的になってしまい――!?
異世界グルメを堪能したり、素材採取に精を出したり。最強の相棒(※実は神獣)と楽しむ異世界ぶらり二人旅、開幕!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
◯無双なしで異世界冒険を楽しむ脇役ストーリー
●最近ラノベばっかり読んでいるような気がするけど,この作品は既視感をそこまで感じることなく読めた。主人公が達観しているというか精神的に自立している影響で純粋に魔王討伐した後の世界を楽しむ描写が多いのでそこが良かった。
●無双系というよりもアイテム合成でやりくりするのがメイン戦闘だから私の中ではアトリエゲームが1番近い印象であれが好きなら楽しめると思う。もっと合成する画面だったりをイメージしやすくしてくれるとなお良かった。アイテム画面でタッチするだけで味気無い。それこそゲームみたいに工程を踏んだ描写を入れて尚且つそうすることで品質上昇するなどの描写があれば面白かった。