あらすじ
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戦記劇画の第一人者・小林源文が放つ、「Cat Shit One」の最終章。描き下ろしによって、コンバットマガジン連載時とは違った結末が待っています。巻末にはガンシップの解説も収録。
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Posted by ブクログ
貴重な日本産ケモ漫画、ベトナム戦争版鳥獣戯画の最終巻です。
とうとう最終巻なのですが1~3巻を通してスピードというか盛り上がり方がほとんど変わらなかったのが、まるで一種の伝記のようでした。加えてこの巻には様々なあったかもしれない事項(日本の自衛隊派遣、アメリカの小型核使用未遂)が当たり前のように練りこまれていて、注意してみないとそれが本当にあったことのように思えてしまう所がこの漫画の凄いところなのではないでしょうか。漫画でこの表現をするとは…小林先生…侮りがたし!
自分的な見どころは、日本から来た佐藤中尉らの白兵戦のシーンとパッキー達が小型核を配置する任務を途中で放棄するところです。前者は単純に日本人として、日本人がかっこよく活躍してくれるのが嬉しかったからで、後者はパッキー達が兵士としての任務より自身らの人間性に重きを置いてくれたのが心に残ったからです。やっぱパッキー カッコ可愛いよハァハァ