あらすじ
自民党崩壊で高まるのは、「親日」か「反日」か
日本の政治の転換点を、世界はどう見ているのか?
累計70万部突破の韓国出身作家が読み解く、日韓のこれから。
<内容抜粋>
・韓国で「アベ」が意味するものは?
・岸田・ユン両政権の果実「日韓関係改善」の嘘
・自民党総裁選と総選挙を、韓国はどう報じたのか?
・韓国が石破政権に望むものは、「経済圏統一」と「新しい謝罪」
・若い世代ほど「反日」という現実
・日本とは正反対な韓国へのアメリカの対応
・崩壊する韓国――渦巻く社会不安と国語力の低下
・「日本の国益」を最優先しなければ、真の日韓友好はあり得ない!
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Posted by ブクログ
著者は知日派の韓国人ブロガーだったが、数年前に日本に帰化していた。
著者によれば「君が代」を放映するとTV局が処罰される韓国では反日が国是であり、日本へは何があろうと謝罪と賠償を求め、日本文化に親しんでいると言われる若年層でさえ福島原発処理水の放流には合理的理由もなく7割以上が反対するらしい。
「反日は義務だが寿司を食べるのは権利だから両立できる」とか。
一方で韓国経済や社会は崩壊の一途を辿り、保守対進歩、男性対女性の反目は進み、漢字をほぼ廃止してしまった影響か日常語以外の例えば「首都」という単語さえ通じなくなっているという。
そんな韓国を日韓関係改善の謳い文句で甘やかした岸田自民党。
韓国人の勘違いを正すには、正しく、厳しい姿勢で臨まなければならないと著者はいうが、今の自民党にそれはできるだろうか。