【感想・ネタバレ】「建設業界」×「不動産業界」×「住宅業界」 Innovate for Redesign――~産業構造を変革し、次世代型ビジネスの実現を~のレビュー

あらすじ

【内容紹介】
建設・不動産・住宅に関わるすべての方へ
いまこそ、手を取り合って、
レガシーな巨大産業をアップデートしよう

建設、不動産、住宅。日本経済を支えるこの巨大産業は、
「変革のタイミング」を迎えています。
これまでに積み上げられた、この産業の歴史と産業構造が、
いま、限界を迎えつつあるのです。
ただ、日本経済の屋台骨となるこの3つの産業が発展していかない限り、
日本の国力そのものが、さらに低下する可能性があります。
とはいえ、社会環境が大きく変化する中、
これまでと同じ戦い方では通用しなくなるでしょう。
では、どうしたらいいのでしょうか。

それは、この3つの業界に存在するレガシーで、いびつな業界構造を
「リデザイン」、つまり再設計していくことが重要となります。
すべてを頭ごなしに否定するということではなく、
いままで紡がれてきた想いをしっかりと受け止めて、
これまでにつくり上げられてきたものを、全般的にアップデートしていく。
そうしなければ、これらの業界は持続可能性を失い、
このまま衰弱していくかもしれません。

だからこそ本書は、
建設、不動産、住宅の各業界が抱える課題を提示し、
その解決策や展望を述べ、今後、歩むべき道を提示します。

「Innovate for Redesign」「業界構造を再設計する」
「そのために多くのイノベーションを生み出す」……。
これらが、本書のキーワードです。

建設・不動産・住宅に関わるすべての方々が、
そして、業界や産官学の枠を超えた幅広い方々が、
手を取り合いながら、次の世代にバトンを渡していく……。
本書は、その道筋を明確にしていきます。

【著者紹介】
[著]篠原 健太(しのはら・けんた)
株式会社リブ・コンサルティング
住宅・不動産クロスイノベーション事業部パートナー



【目次抜粋】
■Chapter01 「建設・不動産・住宅」。飛躍を妨げる課題とは?
■Chapter02 変革が沈滞する「建設業界」を、アップデート!
■Chapter03 3つの視点で、「不動産業界」の未来戦略を
■Chapter04 着眼点を変え、「住宅業界」の可能性を広げる
■Chapter05 いまこそ、「地方創生」ビジネスに挑戦する

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

どの業界でもそうだが、受託業界におけるDXは、デジタルツールを導入して生産性を上げているという段階でしかない。
デジタルを活用することによって、他社との差別化、模倣困難性を築き上げるような新しい顧客体験を生み出すようなイノベーションなどの、真のデジタルトランスフォーメーションを実現している会社はほとんどない。

建設業界においては、個別性が高いからという理由でDXの道を諦めていたが、これからは過去案件で溜まったデータをより多く集めて、モジュール化したナレッジを蓄積していく必要がある。

0
2025年02月16日

「ビジネス・経済」ランキング