あらすじ
14歳の天才技術者ヘキサは、敵の攻撃を受け砂漠へと脱出した。追いつめられた彼女は、そこで妙な建物を見つけ中に入る。それでも進退窮まり再起動した一体のUD・通称ナンブは、旧時代の量産型で超オンボロだった!?
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Posted by ブクログ
評価:☆4.5
この物語の主人公は何の変哲もない量産型で、最大の武器は「気合と根性」!?
というわけで始まった物語。
だが早々と最新兵器を右腕につけるナンブ。もう量産型じゃないじゃん!w
唯一のツッコミ所がこれですね。
まぁでもそれ以外はかなり良かったです。
最新兵器つけても腕だけだから苦戦もするし、何より登場人物がみんな熱い!
一本芯が通ってるからどのキャラもカッコいいんだよね。
シリアスとの配分も良い感じで、感情移入も十分できる。
「守られるだけが嫌なら――守り返して見せなさいよ!」熱いねぇ。
守られるのが嫌いだったヘキサに想いの強さを教えたナンブ。
そしてヘキサの口から零れ落ちるのは今まで言えなかった「守ってくれてありがとう」という言葉。
もう目頭熱くなっちゃったよ・・・。
いやぁ面白かったです。
熱いとは聞いてたけど想像以上に熱かった。こういうのは好みです。
Posted by ブクログ
「守る覚悟と守られる重荷自覚がないだけで、
本当は守っているだけではなく自分自身も守られている。」
なりゆきで起動した主人公こと
ポンコツロボのナンブと関わることで
ヒロインのヘキサさんは考えを改めていき
人間的に成長していくって感じ。
わかりやすく言うと、Gears Of Warのように
希少資源を巡って人間同士が争っている時に
ターミネーターのように軍事利用していた
ロボが自我を持ちはじめ、人類同士の戦いを終わらせ
人類vsロボの仁義無き戦いが勃発してしまった。
そこでレベッカ先生のような天才科学者が
人類側の希望とも言えるνガンダムに
νガンダム用のパーツを届けようとしている時に
不本意で旧ザクにパーツをつけることになってしまうって感じ。
話の構成的には、まだまだ説明不足な所があるものの、
熱い気持ちが伝わってくる作品。
Posted by ブクログ
ナンブ、いいですね。ロボットが普及して感情が付くようになるとこういう精神論で何とかしてしまう者ものも出てくるのかなと妄想してみたり。あと口絵の感じだと相当軽薄そうな印象を受けた中佐も、締めるところはしっかりしてて格好よかった。