【感想・ネタバレ】人生が変わるゲームのつくりかた ――いいルールってどんなもの?のレビュー

あらすじ

ゲームづくりの核は「場を楽しくするルール」を生み出すこと。それができれば、君の人生はもっとおもしろくなる。『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』『あいうえバトル』など人気ゲームの開発者が、ゲームのつくりかたをイチから伝授。楽しさの仕組みを解明し、遊び、手と頭を動かして使いこなす、かつてないガイドブック!

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Posted by ブクログ

【目次】

第1章 そもそも、ゲームってなに?

column『はぁって言うゲーム』を遊んでみよう

第2章 ゲームはなんでおもしろいのだろう?

column ゲームズマンシップってなに?

第3章 ゲームづくりの5つのステップ

第4章「好き」からゲームをつくってみよう

第5章 汚くつくってやりなおせ

第6章 ルールを改善するともっとおもしろくなる

column スタートプレイヤーの決めかた

第7章 すべてをゲームにしてみよう

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

ゲームを作る為の本かと思いきや、生き方についても応用できる本。著者がはぁって言うゲームやぷよぷよなど有名ゲームの作家で非常に頭の切り替え方が柔軟で思考法として参考になる。もちろんカードゲームを自分で作る為の本としても参考になるが、ビジネスパーソンも思考法として是非読んでみるべき

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

最近、ペットボトルキャップのリサイクル回収の仕事をしている委員会の委員長が、キャップの回収率を上げようと、各クラスで競わせたらどうかという話をしていた。タイトルを見て、それをふと思い出して、勢いで買ってしまった。面白かった。

内容は、『ぷよぷよ』『はぁって言うゲーム』などを作ったゲーム作家の著者によるゲームの作り方本。ゲームは、ルールや進め方といったゲーム構造の「システム」、ゲームの世界観となる「モチーフ」、何人でどういった風に遊ぶのか遊び方の「スタイル」からできていて、特に「システム」づくりの部分を5つのステップに分けて解説してくれる。
読めば読むほど、ゲームづくりは、パッとアイデアが沸いてくるセンスより、地道なトライアンドエラーの重なりなのだとよく分かる。プロトタイプを作って、プレイテストをして、ブラッシュアップを繰り返す。色んな人のプレイする様子を観察して、感想をもらい、どこが面白くないのか、どうしたら面白くなるのかを考えることを繰り返す。ゲームを成り立たせている要素を「カードを引く」「手札から出す」「手札は3枚」「人数は四人」……というように分解していき、一つの要素を変えては遊ぶ。想像以上に、その手順は、訓練次第でできそうなシステマティックなもので、面白かった。
もう一つ面白いと思ったのは、最初は「面白くないゲーム」を作って、少しずつ面白くなってくれることを願いながら作るという話。すごいものを作ろうとせずに、「汚く作ってやりなおせ」、少しずつ育てていくという発想は、何事にも大切だなと思う。

ゲームのシステムづくりは、上に書いたようにシステマティックにできるものである。ただ、その出発点になる「コンセプト」は、どうしても自分の中から生み出さなくてはならないものだ。筆者は、コンセプトづくりの一つの手段として、自分を中心に連想した言葉をたくさん書いていくことを紹介している。出発点は、自分の好きなことから。自分の好きなこと、自分の考えていることを理解するところからということである。
加えて、本の終わりは、人生のあらゆることがゲームになるとして話をしめている。勉強に仕事、つまらないことも、「場を楽しくするルール」を足していけば、面白いゲームになる。
冒頭の委員長に紹介してあげたい。

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2024年10月05日

Posted by ブクログ

ゲームの作り方だけでなく、心構えについての教えがとても面白かった。好き勝手アドバイスや意見を出してくる人はいるが、そういう人に対しての返事の仕方とか。地味だけどとても大事な事だと思う。

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2025年02月15日

Posted by ブクログ

中高生向けに分かりやすく書かれているからこそ、ハッとさせられる気づきが多かった。白眉は第7章「すべてをゲームにしてみよう」。いかに自分でルールを作り変えて面白くできるか。「自分マトリクスゲーム」も有効そう。

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2024年12月28日

Posted by ブクログ

なるほど、ゲームの作り方。巻末のブックガイドからも分かるように、それなりの数、出版はされているんだろうけど、あえて探しに行かないと、なかなか目にする機会は無い気がする。で、本作。Qブックスにラインナップされることで、学生の時代からゲーム作りに親和性を持たせられるとしたら、それって素敵かも。”ぷよぷよ”、”はぁのゲーム”の作者と言われたら、俄然興味が沸くでしょ。

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2024年11月07日

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