【感想・ネタバレ】ブザンソンにて 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第4部のレビュー

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Posted by ブクログ 2013年04月19日

シリーズ第4部6冊目

『ノクターン』
ヴィオッティ国際バイオリンコンクールに挑む悠季が圭の、そして自分のお互いの相手に対する依存性を考えていた内容。
バッハを把握出来ない悠季の懊悩は見事に払拭され、扉の向こうに行き着くことが出来た。


『ブザンソンにて』
指揮者コンクールへ挑戦する圭の応援に一次...続きを読む予選から会場入りした悠季と、子供っぽい自分を認めてそれを表現するようになった圭の話。

久しぶりだったせいかエチも濃厚で(描写は普通)良かったね、お二人さん、という感じ(笑)
しかも奥義も極められたらしい(二人ともドライでイけた)


『証言編「二月十一日」その後』
圭が危篤と勘違いして大阪へ飛ぶ時のチケットを譲ってもらったお嬢さんから見た二人の話。こんなことになっていたのね、というのが分かりました(笑)


『冬のうらら』
伊沢が堯宗と出会って圭を見守るようになった話。
今回、評価を4にしただけの内容でした。
圭が今(悠季と出会った頃)のとしてなぜそうなったか、寂しい家庭環境が読めて辛かった。
伊沢と堯宗とのそういう部分の描写がないことで興味本位でない二人の仲を少しだけ垣間見せてもらったような…。
けれど、だからこそ今の圭は幸せなのだという結びで読み応えありました。

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