あらすじ
オメガの律は、売れない画家である暁斗の絵に惚れ込み、アルファで生活能力のない彼を支えるため身を削って働いていた。夢中になると寝食を忘れる暁斗にご飯を食べさせお風呂に入れ、性欲の発散に付き合い……けれど、自分たちは恋人ではない。暁斗が自分のことを何とも思っていなくても、絵を描いてくれるだけで幸せだった。けれどある日律の前に『運命の番』が現れて!? オメガバース・ロマンス!!
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Posted by ブクログ
とてもよかった。
文庫なのが残念なくらい、好みのお話でした。
強いて言えば、文章が、全体の文字数が少ないせいもなるのだと思うけど、説明文が続く感じがもったいなかったなー。
シーンが少なくて、それでもこれだけ感情持っていかれたのは、好みの展開だったのもあるけれど、設定というか、献身受けが恐ろしくドンピシャ好みだったから。
とてもとてもよかった。
栗原くんが幸せになったらいいなー。
新海さんの番話のスピンオフとかね。
全然オメガバっぽくない展開に、ザ・オメガバな設定が絡んでくるところとかほんと素晴らしかった。
泣けました。暁人も律もお互いすごく好き同士なのに離れてしまったのが切なかったです。6年間どっちも辛かっただろうし、どっちもすごく頑張ったんだろうなと思いました。最後はハッピーエンドでよかったけど、まだまだ2人の戻った後のラブラブが足りない。もっと読みたいです。栗原さん、いい人でした。この人も切なかったです。新しい人見つけて相思相愛になっていることを願います。