あらすじ
トランプが圧勝したのが腑に落ちないなら読むべき1冊。
日本でのカマラ・ハリス優勢報道がフェイクだったことがわかる!!
「悪夢の民主党政権」という言葉が日本では使われています。2021年1月20日正午、バイデンが大統領に就任したことで、主に西側諸国が「悪夢の民主党政権」という言葉を使わざるを得ない状況に陥りました。中国やロシア、中東の国々からすると、勢力拡大の絶好の機会だったことから、「夢の民主党政権」だったかもしれません。バイデン政権発足によるアメリカの衰退は誰から見ても明らかでした。(本文より)
トランプ勝利はグローバリストの敗北
カマラ・ハリスが勝利していたら、
アメリカの民主的統治は終焉を迎えていた…。
◎本書の内容◎
第一章 悪夢の民主党政権
第二章 裸のグローバリスト
第三章 不法移民による惨状
第四章 検閲産業複合体
エピローグ トランプは日本を救わない
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Posted by ブクログ
<目次>
第1章悪夢の民主党政権
第2章裸のグローバリスト
第3章不法移民により惨状
第4章検閲産業複合体
エピローグ トランプは日本を救わない
2024/12/31第1刷発行
筆者のYouTube動画での発信のまとめ本
Posted by ブクログ
前回同様に荒れると予想していましたが、今回の米国大統領選挙は、あっさりとトランプ氏に決まりました。コロナと共に民主党政権が始まって、様々な変化が起きたようです。あと10日ほどでアメリカは大きく変化を遂げていくことなると思いますが、果たして日本はどうなるのでしょうか、この本を読んで色々と考えさせられました。
コロナ騒動も落ち着きましたが、これから数年間は、コロナの4年間に何をしてきたか、してこなかったが問われる時期になると思います。相当の覚悟を持って生きる時代になったと確信しました。
以下は気になったポイントです。
・共和党は選挙日に投票所で投票することを推奨する一方、民主党はとにかく郵送投票を大規模に推奨していた(p17)
・65歳以上と白人大学卒女性以外、全てが共和党にシフトしているのがわかる、高学歴白人女性は従来から反トランプ・民主党支持者である、65歳以上はSNSを活用とした情報収集をしない(p20)
・トランプという男がアメリカを分断したのではなく、左翼・民主党が自分たちの保身のために「トランプはとんでもない男だ」と大騒ぎをし、メデイアが乗っかった結果、アメリカは分断されていった(p37)
・2024年8月に完了したアフリカ、ニジェールからの米軍撤退は、アフガニスタン敗走を思い出せるもので、2018年に完成したばかりの米軍基地を綺麗なまま明け渡した、事実上アメリカや前年に追い出されたフランスは、ロシアに敗北したことになる(p46)
・社会主義者と共産主義者の違いは、乗っ取り方法が違うだけで、社会を完全に統制して支配したいという願望はどちらも同じである(p58)
・デジタル通貨は便利かもしれないが、政府がいつでも、どこでも「あなたの」資産を凍結することが可能になる(p81)
・政府による過剰な社会保障には4つの問題がある、1)権利意識をうむ、2)堂々巡りになる(支給が増えれば予算が必要となり増税)、3)個人の責任の重荷を軽くし個人が持つはずの「思いやり」の感覚を破壊する、4)生活困窮者に状況を改善する動機をほとんど与えない(p84)
・グローバル化と国際化は異なる、グローバル化とは「国境の垣根をできる限り引き下げ、人モノ金の流れを活性化させる」国際化は「国境や国籍は維持したまま、各国の伝統・文化・制度を尊重、互いの相違を認めつつ積極的に交流していく」(p88)
・CHNV(キューバ、ハイチ、ニカラグア、ベネズエラ)特別釈放(53万人)とアプリ(審査通過率:95%)で80万人以上がアメリカに、見かけ上合法的に入国していて、これらの133万人は不法入国逮捕者数には含まれていない。トランプ政権が直面する大きな壁がこれらの国で、強制送還する術が事実上ない(p100、106)
・アメリカ国民以上のサービスや保護を受けることができているのが不法移民で、州全体で聖域州となっているのが、全米で13州とワシントンDC、聖域都市をもつ州が22州ある(p110)
・2030年国勢調査による下院議席配分の変化予測によれば、議席を減らす予測の州は全て民主党が州知事、この変化を基にすると、最新の国勢調査を基にした2032年以降は、共和党が選挙前に246、民主党が214となり、9票だった選挙前の選挙人票差が32にまで拡大する、こうなると民主党はスイングステートのほとんどで勝利しなければいけなくなる(p120)
・1958−1988年まで、1964年を除いてカリフォルニア州は共和党が勝利していたが、不法移民が合法移民になった途端、不法移民が大量に住むカリフォルニアではブルーステート化し、1992年以降は供養和党大統領候補が勝利したことはない(p122)
・本来であればメディケイドはアメリカ国民と永住権保有者のための制度であるが、緊急メディケイドという特例措置により、不法移民も医療補助を受けることが可能になった、聖域都市デンバーでは、2023年に8000人の不法移民が約2万回、医療機関を利用して、市の医療費補助予算1.4億ドルのうち、1000万ドルが使われている(p173)
・2022年1月にツイッター社を、イーロン・マスク氏は買収を開始、紆余曲折を経て10月27日に買収を完了させた、440億ドル(5.6兆円)という金額であった。言論の自由という点からは救世主であった(p199)
・コロナ騒動はグローバリスト勢力が社会構造を理想的なものに作り変える絶好の機会であった、これを「グレートリセット」と呼んでいる、権力者の主張に合わないこと、都合の悪いことを「誤情報」「陰謀論」として取り締まる、あれから数年経過し、それまで誤情報とされて検閲され、陰謀論として相手にされていなかったことこそが、正しかったと報じられている(p249)
・トランプ勝利はグローバリストの敗北を意味し、そういう意味ではトランプ大統領は世界を救ったと言える、同時に「トランプは日本を救わない」ということも肝に銘じておかなければならない(p294)
・金で楽できたのが民主党政権であった、トランプ政権は、関税交渉・在日米軍駐留費「思いやり予算」増額、円安批判のように、日本に対する圧力をかけてくるのは間違いない、米中関係も緊張するだろう(p295)
・人それぞれ、きっかけは違うにせよ、トランプ大統領の登場やコロナ騒動は、人々の情報に対する見識を変え、自ら情報を得ることの大切さに気づけた人を増やすことにつながった(p298)
2025年1月11日読破
2025年1月11日作成