【感想・ネタバレ】あの夏のクライフ同盟のレビュー

あらすじ

14歳のおれたちは自転車を走らせた。
サッカーの“神”に会うという夢を乗せて。
恋愛、友情、夢、大人への憧れと逃避……。
傑作青春小説。

しっかり者だがどこか流されがちなぺぺ、気弱なオカルト好きのツヨシ、運動神経抜群で人気者のサトル、ムードメーカーのエロ番長・ゴロー。北九州に住む中学生4人組は、いつでも一緒のサッカー仲間だ。そんな彼らのもとに歓喜と絶望のニュースがやって来た。大ファンで、雑誌で見かけてはサッカーの「神」と崇めてきたヨハン・クライフ。彼がオランダ代表で出場するW杯が日本初の生中継されるが、九州は放送地域外だという。馬鹿馬鹿しくも時に切ない日々を過ごしながら、4人は“クライフ同盟”の名の下に秘密の計画を進めていく。大型台風が接近する中、放送を見届けることはできるのか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

情報取得が簡単でないこの時代ならではの面白さ。

周囲の大人たちが最高だった。
子供たち自身で考え行動することを尊重し、見えないところで最大限に守る、理想的な教育。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もう読み終わり感動のしっぱなしでした。まずは私の青春時代と同じ設定で本当に楽しませてもらいました。著者の増山さんが同い年と言う事もあるかも知れません。私は、桜田淳子、中二時代派です。雑誌GARO、平凡パンチ、洋書プレイボーイ懐かしさオンパレードでした。そしてクライフ同盟の自転車ロード旅は映画「スタンドバイミー」を彷彿させる感動ものでした。1974年のワールドカップの緻密さクライフについて、初めて知ることばかりでした。あなたも読んで感動して下さい楽しんで下さい。

0
2024年12月06日

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