あらすじ
「ボクはかわいいお嫁さんと幸せな家庭を築くんだ!」
第八王子のボク――リエトは毒に冒された時に、前世らしき夢を見る。
その夢をきっかけに「幸せな家庭」という目標を持つが、七人の兄がいるみそっかす末王子(5才)な上、
王宮内は王位継承権争いで幸せな家庭になりそうにもない!
早々にこの家族を諦め、将来の結婚に向けて努力を始めるリエトだったが
なぜか殺伐相手だった兄王子達が関わってくるようになってきて……?
「こっちに来なさい」お膝だっこでお勉強タイム?
「手をつないで行こう」エスコートを学べるチャンス!
「誰にやられた?」鍛錬で頼れる男になるぞ!
どんどん上がる兄達からの好感度をよそに、今日もすてきな旦那さま目指してまいしん中!
書籍限定書下ろし番外編 収録!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感情タグBEST3
んむ、
全然ほのぼの要素が無い…筈の舞台設定なのだが
主人公が一人でマイナスイオン発生器となって
何とか癒しを保っております。エラい^_^
1巻の中で主人公はどういう目標で行動するのかがわかりやすく、暗くならない物語で面白く感じた。
世界観的に主人公がいないとその内殺し合いでも始まりそうだけど、兄弟の仲を(無自覚に)取り持つ事で平和になりそうな感じ
とはいえ、兄弟仲が良くなっても派閥やら親の不仲、暗殺やらの問題があるので、順風満帆ではないというところが見応えにも繋がる。
次巻にも期待が持てる
Posted by ブクログ
前世がサラリーマンだったようなおぼろげな記憶を持つリエト。
第八王子で、側室の子供で、王家のうまみも薄いリエトは早々に相続争いを諦めて、幸せな家庭をもつ。という目標をたてました。
そのために素敵な旦那さんにならないと!と意気込みながら日々勉強に励む五歳児なのでした。
でも放っておいて欲しいけど、何故か上の兄弟たちがリエトをかまってきて…。
無自覚に好感度を上げるリエトは王家の争いに巻き込まれずにすむのだろうか。
まず最初に第八王子の時点で登場人物が多いのはわかっていましたが、なかなか名前が覚えられず私は大変でした。
初めにある相関図や地図を何度も往復しながら読んだのは久しぶりでしたね。逆に新鮮でした。
さて、そんなリエトですが、ちょいちょいこちら世界の知識を引き合いに出しますが、中身は本当に五歳児なのでご安心ください。
いい大人が五歳児ぶってるわけではないので(笑)
ここ重要かな?
第一王子から全て男性なので、乙女ゲームの攻略対象か!ってくらいバラエティ豊かですので、誰かしらは『推し』が見つかると思います。
山田J太先生の作画も可愛かっこ良くて良いのです。
ただ、まだ1巻だからそこまで溺愛ハーレム状態ではないかな。リエトがひたすら頑張ってます。
女の子にモテるために(笑)
個人的に好きなシーンは、護衛兼毒味役の彼のヒゲに対する辛らつなお言葉かな。
表現が的確でクリティカルで本当に吹き出しました。