【感想・ネタバレ】それからのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

終始代助の子供っぽさ、煮え切らなさ、だらけ具合にムカついていた。これから代助はどうするのだろうか。
代助は三千代が平岡と結婚する前から好きだと言っていて、最悪な形ではあるが三千代の気持ちも確かめることができた。だが、いざ三千代が自分と一緒になるためなら死んでも良いと言った際には怯えて何も言えなくなった。あれほど三千代のことを愛していると言っていたのに、結局は三千代の意思を侮っていたのだと思った。
三千代は死んでまで代助と共に生きることを選んだが、代助は三千代も手に入れ、あわよくば家族ともうまく付き合っていきたい気持ちが表れていてどうしようもないと思った。
家族に見捨てられ、親友にも裏切られた代助を可哀想だと思うが、仕方がないことだ。

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2023年11月09日

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この文量ならば『坊っちゃん』に次いでとても読みやすい時感じた。物語終盤に差し掛かると、代助の逼迫した心境が、漱石の素晴らしい描写によってわかりやすく伝わってくる。情景描写がスッとここまで入ってくるものは他にないくらい素晴らしい。
まあ客観視したら、代助くん不倫するなよ、と言う感じですけれどね…

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2023年04月26日

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ネタバレ

高校生のとき、現代文の授業で先生があらすじだけ紹介してくれたものを時を経てようやく読んだ作品。
主人公代助の取り返しのつかない行動

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2023年11月28日

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前期三部作の2作目。三四郎よりも好きだ。
これは、とても良い本だと思う。
有り体に言えば、まぁ不倫ものみたいな感じなのかも知れないが…。

「最初に三千代を好きになった時点で、何で仕事探さなかったの??そもそも何で結婚しなかったの?最後に好きって言うくらいなら!!」と思わずにはいられなかった。
読んでいるうちに、段々と嫂の梅子の様な気持ちになってきてしまった。つい、没入してしまった。

ただ、代助の気持ちも分からないでもなくて…今の生活が心地よいから、親が持ってきた結婚の話も断り、ついそのまま過ごしていく、みたいな。好いた女もいるし、みたいな。

平岡に自分の気持ちを告げたあと、家族から絶縁されて、何もかも失いつつある代助が「ちょっと職業を探してくる」と真夏の日差しの中へ飛び出していく…
その描写が、何となくだけど、代助の今後を暗示しているような気がしないでもなかった。

読んでいるときは「何が"それから"なの?」と思っていたが、通読して鳥肌が立った…これが日本の文豪か…

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2021年01月13日

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代助と三千代はこれからどうなっちゃうんだろう…。
学校で映画を観るらしいので、その前にと思って読んでみました!
三四郎とは全然違う雰囲気。
門も読んでみたいと思います。

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2016年08月16日

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とても漱石らしい感じのした話でした。

主人公の代助が颯爽と登場する冒頭は、なんとも滑稽でちょっと微笑んでしまうような感じだったのに、三千代に対する思いを自分で改めて認識してからは、とても痛々しくて哀れだった。

まぁ、金持ちの坊ちゃんで、その割に変な理屈を捏ねるちょっと変わった人物ですが、この小説を読むと、無職の主人公でも好感がもてる。

家族に勘当され、友人とも絶交されてでも、愛を貫き通そうとするには、昔も今も変わらないんだな~って思う。

二人がやっとお互いの気持ちを分かり合えたのに、3年の間で作り上げた障害はとても大きすぎるだけに、二人の愛は昔以上に深まってるような気がする。

3年前、平岡に本当の代助の気持ちを言って三千代と結婚してたら、そうではなかったかもしれないんじゃないか。とも思うけど。。。

この二人は、その後どうなるのだろう。。。。

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2015年03月27日

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三千代と代助が気持ちを伝え合うシーンがピークだった。1番美しいページだった…。
しかしながら平岡のしたことはなんら間違いもない。
愛を貫き通すのが美しいかもしれないがそれだけでは生きられない。
結局落ちるところまで落ちてしまった話。
最後に落とされるような物語も悪くない。三四郎より断然好き。

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2023年02月10日

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きょうから、それから、が朝日新聞で再連載開始。
「三四郎」「それから」「門」の三部作のうち、
昨年、「門」を再読しました。
「三四郎」は、先日終わった再連載で再読。
で、また再連載を読むのが何か気が重かったので、
今日、「それから」を再読しました。

40年前に購入した真っ茶色の文庫。
朝日の再連載は岩波文庫の「それから」を基準にしているらしいが、
私が高校生の時に読んだのは角川文庫でした。

破れないように、ページをめくる時に少し気を遣いつつ。
あんまり読みにくいので、タブレットに青空文庫からダウンロードして読んでみる。ただし、バックは茶色くして。(^_^;)

さすがに漱石、というか、相変わらず漱石、斬新な文章ですね。
198ページの3~4行、同じ単語で押韻しているので、
「あれ、同じ行を読んじゃった」と何度も勘違いしてしまいました。
漱石に遊ばれた感じ。

三部作、十代の時に読んで一番面白かったのは「三四郎」。
漱石の作品の中で一番好きでした。
でも、今回の再連載で読んだらちっとも面白くなかった。
結局、去年に再読した「門」が一番ジンときました。
漱石研究家でもある姜尚中さんも、「門」が一番好きだとのこと。
自分も年を取った証拠だなあと感じております。

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2021年03月17日

Posted by ブクログ

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代助が父のお金で優雅に生活しているところは良くないと思ったが、三千代に思いを告げたところは不倫であっても良かったと思った。

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2020年07月06日

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