【感想・ネタバレ】人を束ねる 名古屋グランパスの常勝マネジメントのレビュー

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選手の評価方法が非常に参考になった。人としてしっかりしていることが強いチームを作るというところは非常に共感。

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2012年10月02日

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名古屋のGMで元清水の強化部長の久米さんの書籍。
久米さんの半生ですかね、サッカーとの関わりを主に。
サッカー界ってちょっと一般とは離れた不思議な業界のように思えるんだけど、元を辿れば一般企業に通じる部分はたくさんあるんじゃないかと思ったり。
名古屋での話が多くなっちゃうのは仕方ないけど、清水での話もちょいちょいあるので興味があれば是非。
GM育成は日本サッカー界の急務の課題でしょうな。

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2012年07月02日

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ビジネス、サッカー、グランパス、組織作りと様々な興味のある分野が詰め込まれた最高の良書でした。久米さんという人柄やリーダーシップ、とても勉強になりました。

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2012年04月02日

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GMという職業についてわかりやすく理解することができた。現場の監督とは一線を置き、人事面を中心に、チームの最高責任者。サッカー界だけではなく、ビジネスの世界でも十分に参考になる組織運営論だと思った。同期の西野監督との関係も親しみが持てる。ストイコビッチとの信頼関係、闘利王や、玉田とのやりとり、具体的で面白い。興味深かったのは、地域や特に女性から支持されなくてはいけないという観点から規律に厳しいこと。これが徹底できないチームは強くないとのこと。また、マニュアルをどんどん改訂してブラッシュアップしている点。こういう改善がチームが強く、伝統を作っていくことが良く分かった。人事評価についてもごね得を一切許さない、オープンかつ、明確なシステム。人を束ねるうえで重要だと感じた。すべての人に納得性のある仕組みを作る必要がある。

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2013年11月24日

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日立サッカー部出身で3つのクラブのGMを経験した筆者。予想に反してけっこう面白かったというのが正直なところ。そもそもこの人のこと知らなかったので、以下にして今のポジションにあるのか、とか、サッカークラブの補強の仕方、考え方などスポーツビジネスに夢を持っている自分としてはいろいろ興味深い。唯一残念なのはけっこう暴露話っぽいのが含まれている割には切り込みが不足しているんじゃないかなぁというところ。まぁ相手あってのことで書けなかったことも多いんでしょうが。

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2013年10月07日

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名古屋グランパスのゼネラルマネージャーを務める久米氏が書いた本

著者の現役時代から、強化部長を務めたレイソル時代、GMを務めたグランパスの話を中心に描かれている。

単なるサッカーの裏側ものかと思って手に取ったが、GMとして選手をどう評価し、どう運営するのかを哲学を交えて述べていたのかとても印象に残った。

タイトルに人を束ねるとあるように組織マネジメントのノウハウが満載です。

印象的なのは、選手とは言い訳の天才である。試合でいいプレーができないのは、やれバスが遅れた、段取りが違った・・・などと列挙するそうだ。
そんな言い訳をさせない環境、文句のつけようのない環境をつくりプロサッカー選手に相応のアウトプットを要求する、そのスタンスは会社の総務・人事を経験してきた私も非常に共感を覚える。

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2013年02月11日

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名古屋グランパスのGMで、かつて日立でコンピュータの営業をしていた筆者。本名である「一全(一つのことを全うする)」の徹底ぶりが見て取れる。本書の白眉となる「人材を集める」では、非常に合理的でありながらも、泥臭くもある筆者が、相手の気持ちを揺さぶり、欲しい選手を次々と獲得していく様子は非常に痛快。

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2012年09月23日

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名古屋グランパスを毎年上位争いをするまでのチームにした




久米GMの著書。




グランパス自体は当然好きではないですが




久米さんの仕事ぶり、そしてGMという仕事にはとっても興味がありました。







GMの仕事は選手を獲得し、チーム編成するだけではない。




でも屋でなければならない。




強化も財務も人事も営業も広報も、




あらゆることがわかっていなければならない。




選手をいかに獲得するかだけでなく、




外国人選手のビザの取り方から、弁当の取りよせ方、




どこの街にはどんな飲み屋があるかまで知っていなければならない。




それ以前にビジネスの常識を身につけていなければGMは務まらない。







久米さんは、こういう風に語っているとおり、




チーム運営の細部にまで目を配る人。




ビジネスマンだった経験が大いに活かされていることろだと




思いました。




選手の獲得の話の中では、永井やダニエルを獲得した時の




話がおもしろかったですね。




特に永井獲得は劣勢の状態の中から




ストイコビッチ監督まで利用して口説き落とした話。




永井の心を掴んだその手法に感嘆しました。







オフになると選手の出入りのことだけに目がいきがちですが




その裏に久米さんのような強化担当やチームのスタッフの




すごい努力があるということを頭に置いて




これからもサッカーを見ていきたいと思いました。

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2012年05月26日

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ネタバレ

プロスポーツチームのGMという仕事が分かる。
というか、組織を運営していくこと、強い組織を作ること、ビジネスたるや、強い人材とは、等が詰まっていて、自分の経験と重ね合わせながら読んだ。

以下、ネタバレ+αのメモ。

・派閥はいらない。組織のために働くのであって、誰々のために働くのはいらない
・パフォーマンスは大事。選手の試合中の激情しかり、選手獲得の際の監督自らの迎えしかり、上層部を動かすための行動しかり。
・プロは鼻っぱしが強くなければ生き残れない。一方で、スッと冷静になれるようでないといけない。また、気配りができないといけない。
・プレゼンテーション力が人を動かす
・脳のフックにかかる話をする。相手が好みそうな話から入る。たとえ話のネタをストックし、使えるようにしておく。当たり前の話を単純にするだけでは記憶に残らない。
・調子の悪い人には、バカ話でもするだけでいい。そうすることで、見ているということを伝える。
・ストイコビッチはトヨタの社長からもかわいがられている。スポンサーへの気遣いを忘れない。後ろに目があるかというほど、あらゆることに神経を行き渡らせている。上に立つ人は鋭敏でなくてはならない。

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2012年04月30日

Posted by ブクログ

プロスポーツは、GMがしっかりしていなければならない。GMは、マネジメントマインドを持ち、かつ当該競技に精通していなければならない。そんなことを読んでて考えました。

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2013年05月08日

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ネタバレ

【内容】
 サッカー界のカリスマ、ストイコビッチ監督は「久米さんが名古屋グランパスのGMで本当に助かっている」と手放しで賞賛する。GMとはゼネラルマネジャー、つまり組織(チーム)の様々なことを決める要職だ。親会社から巧みに予算を引き出し、ときには盟友の首を切り、ときには新人を強奪する。監督やフロントと、年齢も個性も性格も違うサッカーエリートたちを如何にして融合し、勝てる集団へとまとめあげているのか。組織再建のヒントが満載。 (「BOOK」データベースより)

【感想】
 名古屋グランパスGMによる「人を束ねる」組織論が記された1冊。サッカーチームのGMとはどんな仕事のなのか。どんな役割があるのか。わかりやすい事例を交えて説明してあり、興味深く読めた。基本的にはグランパスでの実践の成果であるが、過去にGMをしていたエスパルス時代の内容もあり、嬉しくなった。
 筆者はプレゼンテーションが大切だという。「われわれがどんなクラブであり、何を目指していて、なぜあなたが必要なのか、どんなふうに活かそうとしているのか、ということをプレゼンテーションできちんと説明」する(P114)。ここは組織にとって重要だと思う。
 日本サッカーへの提言(P218)。①シーズンを「秋春制」に。②若手選手を鍛えるリーグを。③GMの育成を。④フロントも移籍を。⑤施設の充実を。といった提言は日本サッカーの発展を願う気持ちがにじみ出る。
 組織を束ねるのは、サッカーも一般企業も同じだということ。サッカー組織の運営、GMの仕事を通して、組織のマネジメントの一端を知ることができる本である。

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2013年07月25日

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スポーツといえど、人を束ねるのは一般組織と同じ。

徹底したマニュアル化、選手や監督の人事評価制度が必要。
また、考えさせる質問、規律が重要

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2012年07月10日

Posted by ブクログ

サッカー界の裏側を理解。
クラブを経営するためのゼネラルマネージャーの役割。
サッカー好き以外にもビジネス本としてオススメ。

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2012年06月02日

Posted by ブクログ

グランパスのGMが書いた本。プロサッカーチームを運営する方法について、久米さんの考え方、今までの人生経験を織り交ぜながら、書かれていた。

どのチームも、強化部長は元プロが多く、久米さんみたいに大企業で働いた経験がありビジネスの基本を分かっている人は少ないんだと思った。

全般的に、変わった内容ではなかったけど、普段かかわることのない人の、仕事内容と考え方を知ることができたてんで、興味深かった。

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2012年04月01日

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