あらすじ
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「私の人生はおもしろくなかった。だから私は人生をつくり上げた」「コピーされるということは、賞賛と愛を得ること」「モード(流行)ではなく、私はスタイルを生み出した」 20世紀を代表するフランスのデザイナー、ココ・シャネルのことばです。「文は人なり」と言われるように、その人のエッセンスが詰まったことばは、心に響きます。 理解に役立つクイズや資料も充実。ことばでたどるビジュアル伝記シリーズ、第1弾!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
世界的に有名なブランドの創始者、ココ・シャネル。
彼女がこんなにも苛烈で波乱万丈でドラマチックな人生を送っていたなんて、知らなかった。そして、彼女がこんなにも芯が強く、自分を信じて突き進む強さを持っていたことも。
ココ・シャネルの人生を彼女の言葉と共に振り返る子ども向けの1冊なのだが、一つ一つの言葉が潔い。修道院から始まる彼女の人生は、決して最初から順風満帆ではないが自らの力と周りの人の協力で、帽子店をオープンさせる。
そこからは第一次世界大戦が始まったり、恋人が亡くなったりと大きな出来事が続くが、そんな中でも彼女は常に新しいファッションを生み出していく。
ジャージー素材の服、香水「No.5」、リトル・ブラック・ドレス…シンプルで美しい彼女の信念が具現化されたような商品だ。
御歳70を超えて働き続けた彼女の足跡は、今なお語り継がれるべきだろう。
伝記以外も、クイズやミニコラム、彼女が過ごした思い出の地の説明が記述されており面白かった。生前読書家だった彼女にあやかり、自分自身も強い心を持って生きていきたいと思う。
Posted by ブクログ
とても読みやすい伝記。
シャネルの生き方を象徴するような言葉や、人脈により人生が切り開かれていく様がかわいいイラストとともに紹介されている。
「実際にどう生きたかより、どんな人生を夢見たかが大切。なぜって、夢は死んだあとも生き続けるから」
という言葉が一番印象に残った。