【感想・ネタバレ】グローバルサウスの時代~多重化する国際政治~のレビュー

あらすじ

グローバルサウスとはインドや中東、アフリカ諸国をはじめとした地域を指す言葉であり、西側諸国にも中国・ロシアにも与さない、国際政治における第三極のグループだ。爆発的な人口増加と経済成長を武器に国際社会で大きな影響力を持つようになった彼らは、既存の国際秩序にどのような不満を持ち、どう変えたいと思っているのか。米中対立とはどう関係してくるのか。そして日本は彼らとどう付き合っていくべきなのか。

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Posted by ブクログ

情報新しく、わかりやすい。
日本も他国の顔色を伺うだけでなく、自らの考えを言わないと小国になる、将来誰も助けてくれない。

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2025年06月23日

Posted by ブクログ

グローバルサウスという言葉に対して漠然とした南半球に属する経済新興国の総称といった解像度だったので大枠を理解するために、書店で手にとって読み始めた。


東と西と呼ばれる資本主義と社会主義という思想的に二極化された世界から、西側と東側を自国の利になるように使い分けながら国家運営をしている様々な国の総称であり、新たなサードパーティという理解に変わった。


この本では中東、インド、中国(+ASEAN)といった国・地域の事情を簡単に説明しながら、それぞれがなぜグローバルサウスとしてどちらにもつかず、離れずバランスをとり自国の利益をめざしていることを理解する手助けをしてくれました。


日本の国民として世界情勢を理解して、利を与えられる仲間づくり・役割を果たせる外交ができる政権を選びたいものです。

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

グローバルサウスの政治について、詳細な記載あり。発行タイミングがイスラエル-ハマス紛争だったため、中東情勢が多め。経済の話は少ない印象。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

●これからの国際秩序は「理」より「利」が重視される時代になるのだろう、というのが理解できる内容だった。

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2025年05月29日

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