【感想・ネタバレ】ストリートの思想 増補新版のレビュー

あらすじ

イデオロギーによる旧来の党派的「動員」とは異なる、自律性を帯びた資本/権力への抵抗運動はどのように現れたのか? パンクやニューウェイヴなど80年代のインディーズ文化を源流とし、90年代のサウンドデモや「素人の乱」を経て、3.11後の反原発・反政府・反グローバル資本主義デモへといたる地下水脈を読み解くオルタナティヴ思想史。2010~20年代の動きを増補して文庫化。

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Posted by ブクログ

ストリートにおけるデモ等の活動を牽引しているのがアーティスト中心だったのは、皆がアーティスト化しているという説明は分かりやすかった。
オルタナティブ左翼としての「ストリートの思想家」は、「怒り」を個人的なものとせず共有し、「愛」も含んでいる。また活動のトーンは「楽しみ」である。
切り崩され続けている「公共圏」を再び耕していくために、ストリートの思想は重要だと思った。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

90年代以降のネオリベ、新自由主義が大学教員に与えた変化などについてまとめたストリートの思想史の部分はおもしろく、納得し、啓発された。
しかし、今もストリートがもつ社会変革の可能性に関しては誇大に語っているように思った。悲観論、敗北主義に陥りたくないから、積極的可能性を語っているのだろうし、それは悪いことではないのだが、しかし、無理がある。

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2024年10月06日

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