あらすじ
遊郭で生まれ育った詩央は無体な男に買われそうになった時、鼎と名乗る男に助けられた。「三ヶ月後、迎えにくる」という鼎の言葉を信じ、待ちわびる詩央の前に彼はついに現れなかった。実父の月舘子爵に引き取られたものの、劣等感と孤独に苛まれる日々を送る詩央は誕生パーティーで、鼎と4年ぶりに再会する。だが、詩央の出自を秘密にする代償にと、鼎は身体を要求してきて……。 ※本文にイラストは含まれていません
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Posted by ブクログ
☆4.5
良かった!!
遊郭で生まれ育った詩央は、御職だった母を亡くし、母の借金を返すために下男として働いていた
ある日、無体な男に目をつけられ買われそうになったのを攻めに助けられ…
というお話
その後、子爵の実父に引き取られることになるので、半分以上は大正時代の華族モノという感じ
遊郭モノとは言えないのかもしれませんが、遊郭モノの雰囲気は楽しめました
攻めと受けが誤解し合ってすれ違ったり、なかなかうまくいかないのがじれったくて良かったです!!
沙野さんの作品は初めてでしたが、面白かったので他のも読みたいと思います!
Posted by ブクログ
遊郭で生まれ育った詩央は、実父の月舘子爵に引き取られたけれど、自分の生まれと育ちを気にしていて、うまく馴染めずにいた……。
そんな時に現れたのは、まだ詩央が遊郭にいた時に危ないところを助けてくれた鼎様だった。
助けられたことで鼎様にほのかな恋心を抱いていたけれど、再会した鼎様は詩央の出自を黙っている代わりに、体を要求してきて……
という話でした。
BL物でもよくあるお金持ちにいたいけな青年が無体をされてしまう話……でした。
ベタです。
でも、鼎様も愛のある感じだし、詩央も育ちから自分の今の立ち位置にコンプレックスを抱いているだけで、根は素直な子だから、全然読みにくいとかそんなことなくて、ちょっとあったかくなる話でした。
とてもバランスが取れてていいと思うので、ハードじゃなくて、切ない話が好きな方にはオススメします。