【感想・ネタバレ】妓楼の戀水のレビュー

あらすじ

男でありながら遊女顔負けの美しい容姿を持ち、郭で生まれ育った節にとって、人の情などその日によって変わるもので、戀など現の世迷いごとのようなものであった。そんなある日、東和財閥の御曹司、東和柾臣が浮雲花魁の客として遊廓を訪れた。遊廓を知らず、礼儀正しく振る舞う柾臣の優しさに触れ、節は生まれて初めて知る感情に戸惑い、傷つきながらも、どうしようもなく戀に囚われて……

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4.5くらい

この作家さんの中では、ちょい低めです。
まさおみ(攻)の人間性や行動はちょっとしか表現されてないので、周りの登場人物ができた人たちで、わりと二人の恋を助けてくれた、って感じに読めちゃうのが、物足りない。
遊郭物なんで、もうちょいテンプレ的な絶望感とかあるかと思いきや、期待してたよりとんとん拍子。

主人公二人より、キャラがしっかりした人間の周りの人がどんな恋愛するのか、スピンオフ読みたいくらい。そういう意味ではこの作家さんのらしい完成度高い作品。

まさおみさんが、ただの優しい紳士でなかったら、もうちょっと面白いかなー(ただ、本編のラストでその気配あり)。他の人のコメントで続編あるらしいと描いてあったので、まさおみの人間臭さが読めるなら、是非読みたい!!

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2020年04月13日

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