あらすじ
名作ゲームが原作の法廷バトル映画を小説で!
20XX年、ますます増える凶悪犯罪に対処するため、政府は「序審裁判」という新たなシステムを導入した。それは裁判をスピード化するため、検事と弁護士を直接対決させて、3日で判決を下すという制度だった。弁護士になりたての成歩堂龍一、彼のよき理解者でもあった優秀な女性弁護士・綾里千尋が、長年追いかけていた重大事件の証拠を見つけたというメッセージを残して、殺害されてしまう。逮捕されたのは、千尋の妹で霊媒師の卵・綾里真宵。成歩堂は彼女の無実を信じて、弁護を引き受ける。法廷で成歩堂に対するのは、冷酷な天才検事と言われている御剣怜侍。二人は法廷を舞台に熾烈なバトルを繰り広げる。その裁判の後、御剣が殺人容疑で逮捕という報が入る。成歩堂は御剣の弁護を引き受けるが、相手の検事は40年間無敗を誇る伝説の男・狩魔豪。法廷での審理を重ねていくうち、御剣の父が殺された15年前の事件が深く関係していることが明らかになっていくのだった。
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Posted by ブクログ
ゲームが好きなのでちょっと高め評価にしてみましたが、正直、本としては厳しいです。
ただ、原作ゲームでも大きい事件であるDL6号事件を文庫一冊でよく納めた、というのが正直な所です。
映画行く前に読みましたが、映画のノベル化の位置かと。
というか映画そのままなストーリーと表現。映画ならではの設定や近未来表現をやはり「映画」で補わざるを得なかった、というのが苦しい部分です。
ゲームをやっているのでさくさく内容は理解出来たのですが、こういう話ってゲームをしていない人からすると厳しいのかもしれません。
ただ、「逆転裁判」の空気はこの本からも感じました。