あらすじ
ドイツ民衆の口から口へと語りつがれてきたメルヘンを、こまめな熱意をもって収集し、文学的才能によってナイーヴな詩に高めたグリム兄弟。本書は、世界中に愛読されるグリム童話のなかから、表題作をはじめ、『歌う骨』『金の鵞鳥』『強力ハンス』『勇ましい豆仕立屋』『灰だらけ姫』『千匹皮』『鉄のハンス』『金の鳥』『藁と炭といんげん豆』など23編を収録した傑作集である。
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Posted by ブクログ
「本当は怖いグリム童話」などの本が流行った時期に購入し、読んだ作品。ディズニーアニメの雰囲気とは全く違っていて、展開が残酷で、サラッとおどろおどろしい場面を描写してくる。グリム兄弟恐るべし。
Posted by ブクログ
子供に読ませてイイのだろうか?他人を陥れようとしたり、不親切だったりすると報いが来るのはわかるけど容赦ないにも程がある話もちらほら。改心につながる「つぐみのひげの王様」が好きかな♪
Posted by ブクログ
原作を読む、というのは大事かと思いますが、グロテスクな表現や残酷な表現も多いので小さい子供にはちょっと向いてないかと…。
多くの人が白雪姫など小さい頃ディズニーのアニメーションや絵本などで触れたかと思います。
そんな方々が大人になったときに実はこんな話だったの?!っていうギャップを感じた方が楽しめるかと。
あまり知られてないかもしれない、がちょう番の娘や千匹皮も面白いのでおすすめです。
Posted by ブクログ
グリム童話ですよ!
白雪姫は、自分が知っているのと少し違って楽しかったです。
中に入ってたシンデレラの方が印象強かったかな。
お姉さんがあんなことになるなんて・・・。
こういう御伽噺って末っ子しかうかばれませんよね。
上の1人か2人は実験台、みたいな。
まぁ現実問題そうなんですけどね。
Posted by ブクログ
グリムの有名な童話短編集。知っている童話も知らない童話もたくさんありました。
ラプンツェルとか、最後はこうなるんだと初めて知りました。シンデレラや表題の白雪姫もありました。
でもだいたいは、三兄弟の王子がいて、末っ子はおバカだけど親切、上2人は意地悪で冒険するも失敗して最後は末っ子に良いとこ持ってかれる…ってパターンが多い。
そして結構小人が出てくるけどたいていは意地悪。白雪姫の小人は親切だったけど。
長い間伝承されてきた物語の原点です。