【感想・ネタバレ】強く生きる言葉 新装版のレビュー

あらすじ

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""瞬間瞬間を爆発して生きろ""とか、
まさにそれしかないと思いました。
岡本さんにはずいぶん救われました。 ――浅野忠信


もっと元気に、もっと優しくなれる、
岡本太郎からの「永遠のメッセージ」
岡本太郎のことばは、強烈な強さと優しさで、読む人に“生きる力”と“夢をかなえる勇気”をくれる。 そんな岡本太郎の「選び抜かれた言葉」をこの一冊に。


「自分」
他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ

「才能」
よく、あなたは才能があるから、岡本太郎だからやれるので、
凡人にはむずかしいという人がいる。
そんなことはウソだ。やろうとしないから、やれないんだ。
それだけのことだ。


※こちらは2013年に配信開始された同名コンテンツのカバーを新しくデザインし、本文を紙書籍と同じレイアウトで再制作した新装版です。内容に変更はありませんので重複購入にご注意ください。


【目次】
自分
人生
世の中
恋愛
岡本太郎

太郎のつぶやき 岡本敏子

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Posted by ブクログ

一人の人間としての、人生の芯、価値観、尊厳を自分の中だけに持ち、人生の結果を他責せず、周りがどうなろうとも強く生きるための格言が詰まっている。根性論かも知れないが、理屈ではない熱情的な確固たる意思がひしひしと伝わり、読みながら胸が熱くなった。

本書を読むと、自身の心の拠り所がいかに自分の外に依存しているかが分かる。家族、友人、会社、周囲からの評判や期待、等々。己の弱いところを全部ありのまま受け入れるのは正直辛い。岡本さんはそれを乗り越えたからこそ、自分の人生に賭け、結果にこだわらない挑戦を続けられたのだと思った。

特に好きだった言葉をいくつか抜粋する。

- 弱いのなら、弱いまま進めばいい。自分を賭けることで力は出てくるものなのだ。
- 駄目なら駄目でいい。駄目なりに自由に生きていけば、道はおのずとひらかれる。むしろ「よし、駄目になってやろう」と決意するのだ。すると、力がもりもりっとわいてくる。
- 誰もキミのことなんて見ていない。人の目を気にするような者に限って、実は人から見られていないことが多いものだ。
- 他人に期待をしてはいけない。期待というのは、自分自身に対して持つものだ。みんな人に期待をして「なぜ英雄は出ないのか」とか、そんなことばかり言っている。しかし、「自分こそが英雄になる」という人は誰もいない。尊敬する人を持つだなんて、甘えである。

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2024年12月26日

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