【感想・ネタバレ】島図鑑 歴史と文化でたどる日本の有人島のレビュー

あらすじ

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島国わが日本。
極東の海洋に屹立するわが祖国は、全て「島」で成り立っています。有人・無人をひっくるめると、その数なんと1万4,455! 北海道・本州・四国・九州・沖縄の本土を除いた有人島は今現在、四百二十有余と言われています。その全ての有人島を踏破した、島のスペシャリスト・第一人者が、加藤庸二氏なのです。
加藤氏曰く、全ての島ひとつひとつに独得な個性があります。それは、その島が置かれた地勢、地形、風土がもたらしたものであったり、本土や他島との位置関係や潮流によって、入植の歴史がそれぞれにあり、積み重ねられた慣習が独自の文化を形づくっているのです。そして、その島で暮らし続けておられる島人の方たちも「島の風情」をまとっています。
本書では40年以上の島旅を重ねてきた加藤氏が、最新の島情報を取り入れながら渾身の書き下ろし記事をまとめました。さらに、渡来文化の伝播に重要な役割を果たした北進する海流、黒潮と対馬海流に添うように、与那国島を起点に南西から北東へ向けて並べ、都道府県にとらわれず海域ごとに章立てしています。
島旅をしてみたい…あの島はどんな島なの?…そんなお方にピッタリの、持ち歩きしやすいハンディな判型でコンパクトに仕上げました。ちっちゃいけど濃厚な一冊です!

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Posted by ブクログ

<目次>
第1章  南西諸島
第2章  九州
第3章  瀬戸内
第4章  太平洋
第5章  日本海
第6章  北海道
第7章  いろんな無人島

<内容>
著者は、与論島で潜水を取得し、慶良間諸島などで水中カメラマンとして活躍した。その関係で、第1~3章は充実しているが、後半はいくつかの島が飛ばされている。第7章を除いて、原則有人島を紹介しているのだが、見開き半ページの紹介が多く、もうちょっと欲しい気もする。ただ新書サイズでは限界かも知れない(345ページ)。

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2025年06月20日

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